室内物干し
今日は、午前中にお客様来社打合せと設計契約。午後は、現場作業でした。
午後は、昨日加工したガス管の油分をとる作業でけっこう時間がかかりました。
とりあえず、物干しになる部分だけ取付しました。
3mはあるので、けっこう干せますね。サンルームではなくて、FPの家の室内です。そのほうが年中室内干しで乾きます。
サンルームは、換気しないと高温多湿になって、家を傷める原因にもなりかねませんから、24時間換気もされている、FPの家の室内干しなら安心です。
クロス工事完了
今日は、午前中にお客様来社お見積り打合せ。午後は、現場確認と作業。その他は設計作業でした。
今日で、クロス工事も完了しました。29日までの予定が早くおさまりました。
来週からまた、造作や備品取付工事の作業に入ります。
暑い日が続きまして、クロス屋さんもさぞかし大変だろうと思ったのですが、FPの家で遮熱が効いているせいか、中のほうが涼しいとのこと。
壁紙のチョイスもなかなか面白いので、早くお見せしたいですね。
中間気密測定
今日は、午前中に花堂中の現場の気密測定。その後は施工図と発注作業を行いました。
測定結果は、相当隙間面積C値=0.121㎝2/㎡と優れた数値が出てくれました。
完成時もまた測定してお引き渡しとなりますが、これで間違いないですね。
中間と完成時に測るのも、当社独自かもしれませんが、やはりここで問題がないか調べておかないと、仕上がってからでは直せないかもしれませんからね。
確かな性能が担保されてこそ、安心してお客様にお引き渡しができると思います。
完成気密測定結果
今日は、午前中完了検査立会いと気密測定。午後は、現場作業と換気風量測定など行いました。
木田の現場の完成気密測定の様子です。
総相当隙間面積25㎝2に対して、実質延べ床面積136.85㎡で割りますと、相当隙間面積C値は0.18㎝2/㎡となりました。
完成の気密測定も、とても良い数値で締めくくれました。これで、換気システムの効果も冷暖房効果も、安心してお引き渡し出来ます。
花堂中の現場は、基礎工事も完了したので、キソパッキンの取り付け作業を行いました。
こちらの現場も着々と進んでおります。
耐震性について
今朝は、福井が震源地の地震がありましたね。震度2から1で範囲も広くなくて、ニュースにもならないくらいですが。
昔、福井でもおおきな地震があったこともあるので、地震に対する対策は大切ですね。
地盤調査を行って、調査結果に基づく地盤改良設計を行ってから建てるのはもちろんのこと、建物の構造的なものも、とても大事です。
当社では、生の木の1.5倍の強度と言われる、構造用集成材を柱や梁に採用しています。
集成材の特徴は、構造耐力を計算され、品質管理をして作られた材料であることから、1本1本日本農林規格のマークが入る、品質にばらつきが出にくい製品化されたものです。
生の木と比べて、乾燥による木の縮みが無いことも、当社では気密が継続することを考えて使用している点も大きいです。
これに加えて、木と木をつなぎ合わせる「仕口」という部分に構造用金物を使用しています。
通常、木造軸組工法では、木に「ほぞ穴」と言うものを開けて、「ほぞ」を差し込むという木組みになるのですが、穴を開けた分、柱でも多く断面欠損をしてしまう点が難点です。
構造用金物では、柱にはボルトの貫通穴と金物のかかる部分の欠損、梁側にはスリットを入れるだけの断面欠損で済みますので、この仕口強度も1.5倍の強さが出るといわれています。
他にも、全ての柱の上下仕口を金物で固定する工法になりますので、1本1本の引き抜き強度が高いものになります。
いくら「筋交い」という変形に耐える構造材をたくさん入れたとしても、柱が抜けたらおしまいです。引き抜きに耐えることがとても重要です。
FPの家で、この構造を採用することが決められているわけではなくて、当社が独自にこだわって採用している工法になります。
他の住宅から比べると、この構造に関してコストは高くついておりますから、お客様に提供する費用的には、ここにお金をかけさせていただいているわけですが、万が一の大地震がきても、構造が耐えうるものをと考えてこの部分はけして変えることはありません。
さらにFPの家は、軸組の中にFPパネルをはめ込む形になりますので、普通に考えても強度が高くなることはわかります。
FPパネルの強度は、大臣認定でも3.4倍の壁強度を持つことが実証されておりますので、通常の筋交い壁に比べて、1.7倍の壁強度が得られるものとされています。
詳しいことはまた、FPの家のホームページをご参照いただきたいと思います。
当社では、あまり性能のことを宣伝しておりませんが、今日お話しした耐震性から、冬暖かい、夏涼しいは、当然のレベルとしたうえで、さらに上を目指した間取りの快適性と家のデザインにこだわって、お客様に本当に良質な住宅をお届けしたいと思っております。
小さな工務店だからこそ出来る、ニッチな会社として今後も頑張っていきたいと思っています。
空調室となるロフト
今日は、空調室にもなるロフトのご紹介です。
MDK邸の真ん中のロフトには、エアコンがついております。
ここから噴き出す空調が、ロフト階段はもちろん、写真の奥に見えている壁のスリットから吹抜けを通して階下に。
そして、最大の特徴は、床に近いところについているエアパスファンです。
こちら、このロフトに面している4つの部屋分付いていて、各部屋からのスイッチで、空調した空気を引き込むことが出来るものです。
今回の建物、4つの部屋がそれぞれ独立していますので、本来ならそれぞれの部屋にエアコンが必要になってきます。
ただ、それではFPの家の性能からすると、もったいない話ですので、ロフトに1台付けたエアコンを最大限生かしてやってみようという試みです。
もちろん、ロフトのエアコン1台では、全館回しずらいので、1階リビングのエアコンと併用する形です。それぞれが補い合って、ご使用いただくことで、エアコンも無理のない運転をし、省エネにつながるものとなります。
中間と完成気密測定
今日は、午前・午後と気密測定を行いました。
午前中は、木田の現場で中間の気密測定です。
測定器の設置状況です。
総相当隙間面積が23㎝2で、断熱気密区画内の実質延べ床面積136.85㎡で割ると、相当隙間面積のC値が0.168㎝2/㎡です。
中間の時点で、充分な気密測定値でした。こちらは1回目の測定できちんとデータが出ました。
さて、次はMDK邸の完成の気密測定です。
気密測定器の設置状況です。
よく見ていただくとわかりますが、穴を空けています。
気密が良すぎて通気量が出ず、仕方なく10㎝の4㎝の穴を空けて測りました。
最初からではなく、無開口→10㎝2→20㎝2→30㎝2→40㎝2と大きくしていきました。
これで、手動操作で行って、それでもエラーが出続けたのですが、やっと出た数値がこちら。
総相当隙間面積が14㎝2で、この時点でおかしいですね。40㎝2の穴をすでに空けているのですから、逆にマイナスになってしまいます。
実質延べ床面積が119.79㎡なので、C値は0.116㎝2/㎡となります。開口を空けた状態で。
それからも、何度も測ってみるのですが、総相当隙間面積が18㎝2とかの数値を差すので、マイナスってなってしまいますね。
雨も降ってきて、やむなくこれで終了にしました。ここまでくると、機械が追い付かないのかもしれません。
測定がなかなかできなくてやきもきしましたが、この家の性能は間違いなく冷暖房はよく効くだろうし、家も長持ちするだろうと思います。
大工さん、電気屋さん、設備屋さんと、皆がコツコツと、気密工事に努力してくれた結果ですね。
空調するロフト
今日は、午前中は若杉の現場で、完了検査立会いと作業。
午後は、現場廻りの後、若杉の現場で作業でした。
こちら、三つあるロフトの、中央にあるロフトです。
エアコンが付いておりまして、ここから、2階の部屋4部屋と、階下に向けて空調できる工夫がしてあります。物置と空調室を兼ねているんですね。
今朝も冷え込んでおりましたが、朝にエアコンを点けておいたら、午後は暑いくらいに暖まっていました。
見学会の日も、出来れば寒い1日になってくれると、FPの家の温かさが実感できるなと思います。
ロフトの活用
今日は、午前中に越前市のお客様宅へ2件訪問。換気システムのメンテナンス。
午後は、お客様来社コーディネートその他打合せでした。
文化の日は、いつもお天気が良くなるようで、今日も日中は暖かいお天気でした。
さて、今日の写真です。
昨日、ご紹介したロフトの隣の部屋です。
エアコンも付いていますね。
このエアコンは、部屋のドアを開けて、夏場の冷房に、メインのエアコンの補助として、活用できるように考えています。夏は、上から冷やすのが得策ですからね。
FPの家は、屋根に断熱・遮熱材がしっかりと入っていますので、夏の太陽熱もしっかり防ぎます。
基本、1階で生活できる平屋の家ですので、こちらはなんにでも使える部屋になります。
ご夫婦だけでなく、ご家族も泊まれる部屋としてお使いいただけます。
気密測定値ゼロ?
今日は、気密測定を2件行いました。
1件は工事中の中間検査。もう1件は完成の気密検査です。
若杉の現場での中間気密測定風景です。
こちら、ちょっと見にくいですが、開口を塞いでいるパネルの上に穴が空いているのが分かりますか?
10㎝×3㎝=30㎝2の穴を空けています。
気密が良すぎて、機械にエラーが出て測れなくて、最初は10㎝2がダメで、次に20㎝2空けてもダメで、それで30㎝2まで広げました。
結局これだけ空けても、自動測定では差圧の低い段階で、通気量が0をカウントしてしまうため測れなくて、手動に切り替えて差圧を高くして5点測って、なんとかグラフが出ました。
総相当隙間面積が30㎝2と出ていますが、30㎝2の穴を空けて測っていますので、これを引くと0㎝2となります。
つまり気密測定の相当隙間面積:C値のが0㎝2/㎡となってしまいます。
気密ゼロなんてありえないのですが、これだけシビアな数値は、機械では測れないところまできているのは間違いありません。
引違い窓が一つも無くて、押し開きの窓ばかりなので、数字が良くなることは分かっていたのですが、これほどとは・・・。
中間の測定なので、これからエアコンが付いたりしても気密は落ちるのですが、まずは完全に合格です。
午後から、高木中央の現場で完成気密測定も測りました。
うっかり、設置状況の写真を撮り忘れてしまいましたが。
こちらは、自動測定で測れて、結果もちゃんと出ました。
総相当隙間面積16㎝2に対して、相当延べ床面積83.23㎡で割ると、C値は0.19㎝2/㎡です。
大きな引違サッシ2か所と、エアコン3か所から、うっすら隙間風を感じましたが、これは仕方ないですね。
それでも十分な数値の結果となりました。
それぞれのお施主様にも、ご安心頂けると思います。