完成気密測定/手摺デザイン
今日は、朝一キッチンのモザイクタイル貼りの為の養生作業。現場指示の後、お客様宅メンテナンス訪問。その後戻って施工図の作成。午後からは毛矢の現場の完成気密測定を行いました。
結果が出るのがドキドキしましたが、1回目の測定で下記の結果が出ました。
細かい数値で言うと、C値=0.149㎝2/㎡ですね、十分な結果でした。これで性能もバッチリというところです。
後は、残りの備品と家具が揃うのを待つだけです。
さて、今日の1枚。
以前もご紹介してますが、今回は床の養生を外してからの写真です。手摺のデザインがシンプルな中に表情を与えています。
梅雨でもさっぱり
今日は、お客様宅へ換気システムのメンテナンスに行ってきました。
エアコンがお嫌いなお客様で、今年もまだ運転していらっしやらないとか。冬はとお聞きすると、蓄暖のみで冬はエアコンを廻したことが無いと・・・。付いているのにほとんどお使いにならないんですね。
FPの家でせっかくの性能なのにもったいないですから、湿度調整のためにもお使いいただくといいですよと、ご説明はさせていただくのですが、後は、お住まいになるお客様のお考えですからね。
今日はその後、我が家の換気システムも掃除しました。自分の家のことは、いつも後回しなんですが、思いついたときにやってしまわないとね。
作業後にお風呂に入りましたが、シャワーを浴びた後の、FPの家のさっぱり感は格別です。梅雨のジメジメ感は何もないですね。やっぱりこのFPの家は、エアコンを廻してほしいものです・・・。
中間気密測定
今日は午前中、気密測定。午後は機器の返却と設計作業。16時からお客様来社打合せがあり、その後現場廻り。外回りの掃除などしました。
今回の現場は、小さい建物ですが、引違窓が3か所あり、FPの床パネルもはじめて使うESパネルにしたので、気密はどんなものかと内心ドキドキしていました。
結果は、1回目に出た数値で、相当隙間面積が0.194㎝2/㎡でした。
これが、測定するまでに、最初にエラーが何回も出てしまったり、グラフにばらつきが出たりしたので、データをFAXで送って、メーカーに問い合わせることにしました。
するとデータを見てもらうと、気密がかなり高いとのこと。あまりに良すぎて、風の影響を受けている可能性が高いとか。総相当隙間面積が20㎝2を切る数値となると、そよ風でも影響が出るようです。
手動で圧力差を高くして測定するか、逆に計算できる数値の穴を開けて、つまり隙間を作って測ってから、数値の差し引きをする方法もあるとか。
今回は中間の隙間探しの測定でしたので、次回、完成時に測る測定では、そんな方法も検討して、より正確な数値を求めたいところです。
しかしなにより、十分な気密が取れた施工が出来ていることをわかることが大切ですね。けして慣れには頼らずに、確認していく作業は続けたいと思います。
温度差のバリアフリー
今日は、朝からお客様立ち合いで、敷地境界の確認作業。日之出でまた現場がスタートします。
その後、毛矢の現場で明日の鉄骨階段取付の準備作業。昨日の松岡の現場ではパネルの筋違金物取付作業に入って、写真撮影を。午後は、お客様宅のメンテナンスの件で打合せ。その他は設計作業などを行いました。
夕方は、松岡のお宅のお施主さまが事務所にみえて、お話しをさせていただきました。
ご主人は昔、薬を扱う会社に勤めていた時期があったそうで、その昔にお医者さんに言われたのが、「せっかく治して家に帰してあげても、家が不健康だから、また病院に帰ってきてしまう。」という話。それを聞いてご主人も建築に関わる仕事に転職されたのだとか。
バリアフリーというと、段差を無くすとか手摺を付けるだとか言いますが、ほんとに大切なのは、温度差による負担を軽くしてあげることだと、お医者さんの話から、昔からそう思っていらしたようです。
昨今、どこもかしこも高気密・高断熱とか言っておりますが、廊下まで暖房が効いてる家かというとそうではないですからね。温度差の問題はまだまだ未解決な家が多いと思います。
そういう意味で、今回FPの家で建て替えさせていただくことは、長年の想いから実現されたことだと思いました。
今回も、優れたFP工法であることはもちろんの事、施工に関しましても、精一杯丁寧に確実に仕上げていきたいと思います。
中間気密測定
今日は、毛矢の現場の中間気密測定を行いました。
今回は、私も忙しかったので、すべて大工さんの方で気密テープを貼ってもらいました。
結果は、C値=0.138㎝2/㎡。最初の測定で出ましたので、一発OKです。
大工さん、電気屋さん、設備屋さん、それぞれの施工もしかり。軸組構造の寸法精度から仕口金物の形状。並びに、FPパネルを使った確実な工法によるものだと思います。
これで安心して、仕上げ工事に入っていけますね。
窓の開け方
今日は、午前中に設計作業と現場確認を済ませて、午後は富山のウッドリンクという木材プレカットの工場見学に行ってきました。
こういうのは忙しくてほとんどお断りしているのですが、今回は断りきれなかったのもあって途中の食事など抜いて工場見学のみ参加してきました。
木材に関する、いろんな実験や体験ができるコーナーがありました。
これは風通しの実験模型ですが、引き違い窓を全開すると風が室内で滞留してしまって、窓を薄く開けたほうが流れが良くなるというのを風車で表現してました。
「通風トレーニング」という南雄三先生の書かれた本にも、風の入口を大きくして出口を小さくすると全体の換気量が大きくなるように書かれていました。
窓を開けて換気するって、FPの家では閉めておいたほうが換気するので、あまり重要視はしてませんが、知識としては持っておいていいことですね。
木材に関する見学に行って、ちょっと外れた話になって申し訳ないですけれど…。
環境測定/風量測定
今日は午前中、昨晩セットしたホルムアルデヒドなどの環境測定バッジの回収。その後換気風量のチェックのため、風量測定を行いました。
こちらは、押し入れに付いた排気レジスター。FPの家では押し入れの中まで換気するんです。ですから布団がぜんぜん湿気ませんね。
風量測定器で、実際の換気量を調べています。気密がしっかりしてないと換気もきちんと行えませんね。
FPの家では、気密測定・換気風量測定・環境測定という三つの実測が義務付けられています。
カタログデータではない、お引渡しする建物の本物のデータをお渡しすることが、お施主様への安心にもつながりますし、サッシの性能から、選ぶ材料から、施工の精度までしっかりと工事を行ったという証にもなりますね。
ロフトと空調
今日は、午前中現場確認と作業。お天気になり、左官屋さんも来てくれて、おかげさまで外構工事も進んでおります。
今度の週末の見学会に向けて、なんとかアプローチ廻りは完成しそうです。
さて今日は、ロフトの写真をちょこっとお見せします。
いつものように階段で上がれるロフトです。右側に見えるエアコンは冷房用ですね。ここから吹出すことで、2階から1階まで冷気が落ちていく設計になっています。
暖房は1階のエアコンを19度設定して回していますが、ここまで暖かくなっています。吹抜けの効果が出ていますね。優れた断熱と気密性能があってこそ、実現するものです。
完成気密測定
今日は、完成の気密測定を行いました。
気密工事完了後に、中間で測定しているので問題ないとは思うのですが、やっぱり結果が出るまでは心配なものです。
結果は0.162㎝2/㎡と、良い結果が得られました。ホッと一安心いたしました。
外はフワフワと雪が降っておりましたが、そんな寒さを感じさせずに、きっとこの家も暖かく家族を守ってくれると思います。
工事中のご見学
今日は、工事中の現場見学に2組おいでいただきました。今日は外気温も1℃と昨日より冷え込んでおりましたね。
室内の温度は16~17℃。エアコンの設定をもう少しあげておいてもよかったかなと思いましたが。
壁、床、天井などの表面温度を測っても、同程度というのも見てただきました。
この家も大きな吹抜けがあるんですが、これによってエアコンの空気の流れが出来ていることも感覚的にご理解いただけたかと思います。
こちらは小屋裏に上がる階段。ここを上がっても同じ温度ですから、家じゅうが保温されていることがわかります。
普通の家では、各部屋を閉め切って、それぞれに暖房設備、冷房設備が必要となりますが、FPの家は間取りの工夫次第で、少ない機器で家全体が空調出来るという感覚を掴んでいただけたかなと思いますね。