気密測定/幸せな想い
今日は、朝一現場に行って気になった部分の気密テープ貼りをした後、気密測定を行いました。結果は総相当隙間面積が20㎝2で、床面積で割るとC値0.18㎝2/㎡となりました。これだけ出れば、まず安心ですね。
この後、現場にてお客様とコーディネート打ち合わせを行いました。今回は先日の見学会の建物とはまったく違ったコーディネートになりそうです。いろいろなバリエーションが出来て、これもまた楽しみです。
打合せの後は、OBのお客様のお宅へ訪問。設備機器の調子が悪く見に行かせていただきました。すぐに治りましたが、お客様がコーヒーを入れてくださり、しばらく近況をおしゃべりをして帰りました。お客様との会話は癒されます。
夕方にお客様よりお電話をいただき、良い知らせを頂戴しました。
お仕事のご依頼をいただいたものです。以前も日記に書きましたが、ご依頼いただくことが報酬でもあります。
その報酬に対して、今後はお返しをしていく気持ちが当社のスタンスであります。もちろんお引渡しをしたお客様まで、すべてのお客様に対して持ち続けている気持ちですね。
本当に今は、幸せな想いを心に持ちながら、仕事ができるありがたさを感じております。
気密測定/見学会告知
今日は、午前中上棟後の検査と坪庭のリフォーム工事の立会がありました。
午後は、完成の気密測定を行いました。
結果は0.206㎝2/㎡と良い結果が出ましたので、とりあえずホッといたしました。
外部でもウッドデッキを作る作業を昨日から行っておりますし、内部も細かい工事を合間をみて行っております。完成まで目が離せないところです。
見学会の告知もイベント欄に載せました。営業的に開く見学会ではなく、純粋にお披露目というスタイルをとりますので、当社の建物にご興味のある方に、広く見ていただきたいという希望ですね。
鉄筋組立/烏合の衆でなく
今日は、鉄筋の組立工事が入りました。3名で入り15時半には完成して、私も細部のチェックを行いました。
頑丈な土地に頑丈な基礎が出来そうです。
さて、今日は昨日の講演のお話をもうちょっとさせていただきます。
三浦さんという新建ハウジングという工務店向けの新聞や雑誌を出されている会社の社長さんの話もとても共感しました。
住宅業界のことには精通されていて、しかも第三者的立場でいられるので、ある意味クールに現状をご覧になっていらっしゃいます。
消費税対応を狙って、ローコスト住宅メーカーが必死になって次の手を打ってくる話。ハウスメーカーの薄っぺらいスマートハウスの話。そしてさまざまな補助金事業に踊らされている工務店の話。
風見鶏を例えにして、烏合の衆になっていないかという問いかけがありました。まさにその通りですね。
消費税が上がる前に駆け込みをしなくてはとか、皆に自慢したいためのスマートハウスとか、実は本来の目的から外れてしまっています。
それこそ、消費税が上がった後のほうが、落ち着いてじっくり良い家が出来そうです。
スマートハウスとかいってあわてて設備を整えても、数年のうちに古いものになるかもしれません。
補助金が出るからと言って、県産材・国産材とかにこだわっても、本当に品質が確かな材料であるか見極めなければいけません。お役所は品質まで責任を持ちません。
皆と同じことをやっていれば安心というのが、日本人らしくもあるのですが、ご提案する側がプロの目で見て、正しい判断をしてあげなければいけないことですね。
当社は烏合の衆には交わらない一匹狼です。あれこれ設備機器をとってつけて性能をぼやかしている家も、補助金をもらうために品質を落すような家も考えていません。
確かなことは、本当に良いものをお客様に提供して、永く幸せに暮らしていただけること。それ一筋であります。
標準化について
今日は、FPグループ北信越の企画で、新潟の上越まで勉強会に行ってきました。建築家の伊礼智さんの講演と、新建ハウジング取締役の三浦祐成さんの講演です。
伊礼さんは、小さな住宅の設計で、すばらしい作品を多く作られている方です。今回直接お話を聞くことが出来て、とても納得しながら勉強させていただきました。
居心地のいい空間を、寸法をおさえながら作り込んでいらっしゃいます。その寸法は、これまでに様々な建築を見ながら、心地いい寸法を学んでこられた経過もお話いただきまして、ただいきなり出来たわけではないということも共感を覚えましたね。
お話の中で、「これも標準化しました。」という「標準化」という言葉が何度も出てきました。実は標準化というと、私どもはハウスメーカーの規格住宅みたいで、どちらかというと嫌う言葉なのですが、あとで三浦さんも解説してくださったのですが、これはプロとしての仕事の証だと。
本当に考えに考えて、これがベストだというところまで練り上げたものが、ここでいう「標準化」なんですね。
もちろん標準化することで、各納まりが良くなり、仕事としても職人さんにもわかりやすくなり、きれいに納められるようになる。ひいてはローコストにもつながるという話でもあります。
実は、こういう作業は設計をする者にとって、あたりまえにやっていることで、当然ながら当社でもいろんな部分で標準化がはかられています。このことについては、職人さんや大工さんとは話し合いますが、お客様に尋ねる部分ではありません。まさに任せていただくというプロの仕事の部分ですね。
そういう標準化があってこそ、当社でも高い性能維持、気密測定でもトップレベルの数字が出せるようになっています。ある意味、安易に変えられない部分でもあります。
標準化を進めるということは、どんどんレベルアップをはかっていることなのですね。
今度から胸を張って言い切ってもよい言葉だなと感心しながらお聞きしたお話しでした。
FPの家をぜひ
今日は、現場確認指示と、事務所でご来客打合せと忙しい日になりました。
午後のご来客は、FPの家のグループに勧誘したい工務店さんをお招きし、FPコーポレーションさんにも来ていただいて、ご説明をさせていただきました。
こんな場を持って改めてですが、FPの工法って自信を持って勧められるなと感じましたね。お客様に自信を持って勧められるのですから当然かもしれませんが。
一般的にフランチャイズみたいな勧誘は、入会すると物が安く仕入れられるとか、営業のノウハウを・・・とかいう薄っぺらい話になると思っていますが、FPの家はそうではない。
住む人にとって、永く住み続けられる家。住む人の健康を守ってくれる家を提供できる。そういう家造りをしませんかというのが売り。
フランチャイズのように1棟あたりいくら納めろというようなことも言いません。全国の工務店がグループを作って、FPグループという組織を作ってやっている良き仲間の集まりですね。
ぜひとも、こういう家造りをする仲間が増えていってほしいと思うものです。それが、日本の家造りを良き方向に持っていけると考えています。
蓄暖カウンター
今日は、朝から現場でユニットバスの施工が入るので指示に行ったのですが、作業員さんと運送屋さんが、現場がすこぶる涼しいので目を丸くしておりました。エアコンの効いている工事現場なんてあまり考えられないですものね。
できる事なら、良い環境の中で、良い仕事を残してほしいというのがこちらの想いですね。
さて、しばらく休んでおりましたが、UD邸のご紹介です。
今日は蓄暖カウンターです。
こちら玄関勝手口から続きのホールの一角にあり、リビングともつながった位置にあります。
蓄暖の機能としては、冬場に外気が入ってきやすい部分の暖房を補う形と、このホールにある階段や吹抜けからの暖気の上昇を考えての配置です。
カウンターの上にきれいな壁が出来るので、ここにブラケット照明をポイントに付けました。
カウンターは電話台としての機能を持たせているので、カウンターの隠れたところにコンセントなど用意しています。
右側の袖壁部分はマグネットクロスになっていて、メモ紙など簡単にマグネットで晴れるような工夫をしています。ここは他の壁紙となじんでいて気がつかない感じに仕上げていますね。
カウンターのアールは、大工さんとの共同作業で丸くしました。勝手口の出入り口との絡みを柔らかく解消したものです。つねに全体のバランスと機能面を考えながらデザインしなくてはいけませんね。
作業開始
今日から休み明けで、仕事に入りました。
朝から現場でトリマーとサンダー掛け。塗装作業に入る前の準備作業です。
現場も休み中エアコンは切っておいたのですが、閉じた状態だと熱が入ってこないため、室内はさほど暑くありません。やはり断熱効果は重要ですね。
午後からは、発注作業と設計作業です。あれこれ同時進行ですが、それぞれにきちんと進めていきたいと思います。
(写真は御母衣湖キャンプ場にて)
中間気密測定
今日は、朝から勝見の現場へ中間の気密測定に行きました。
1階から2階への階段は組みあがっております。ロフトへの階段はお盆明けの作業になりそうです。
今回は2階の窓に測定器を設置しました。1回目に0.28㎝2/㎡が出たのですが、これでは飽き足らず、大工さんと一緒にさらに漏れがないか調べて、気密テープ作業を行いました。
その結果、2回目で0.18㎝2/㎡までいきました。これくらいまで行けばいいですね。これから、内部の造作作業を進めていきたいと思います。
さて、明日から15日までお盆休みをいただきます。
明日はあいにくのお天気のようですが、家族とキャンプに行ってまいります。電波が届きにくいところへ行くかと思いますが、月曜日には帰りますので、また何かありましたらご連絡ください。よろしくお願いいたします。
酒生郵便局/パソコンコーナー
今日は、設計事務所勤務時代に設計させていただいた酒生郵便局に行ってまいりました。
長男が生まれたときに学資保険をかけたものが満期となり、ご連絡をいただいてほんとに久しぶりに伺いました。
外壁は杉板張りの建物で、これまでに2回塗装をリフォームされているということで、大切に使っていただいておりました。
こちら、バス停があるということで、地域の方の利便性を考えて、雨宿りできる広いポーチを持っているのが特長です。
中も広く高い天井の明るく快適な局舎で、とても気に入っております。これも局長さんが建築に対して、とてもご理解のある方だったからですね。18年ぶりにお会いして変わらずに親しみやすく、また懐かしかったです。
荒木新保という、福井インターの東側にあたる場所で、なかなか皆さんの目に触れる場所にないのが残念です。でも、ちょっと探してでもぜひ見つけてほしいくらいですね。
さて、今日の写真は、2階ホールにあるパソコンコーナーです。
FPの家だから、廊下でも快適に過ごせますので、こんなスペースでも利用できますね。
奥に見えるのは物干しスペースになります。
こちらは、ロフトから見下ろした写真です。奥にパソコンコーナー、手前が昨日ご紹介したグレーチングの床です。階下が透けて見えますから、初めての人は皆さんちょっと怖いかもしれませんね。
仮設エアコン/トイレ造作
今日は、朝一施工図を渡しに現場へ行きましたら、昨日の午後取り付けた仮設の現場用エアコンが効いていて、室内全体がさわやかな涼しさに変わっていました。
室内どこに居ても、まんべんなく効いていて扇風機も不要な涼しさです。6帖用エアコンをロフトに付けていますが、この涼しさは体感してほしくなりますね。
さて、先日の見学会の写真ですが、今日はトイレです。
スッキリしてますね。マルがポイントで、アクセントクロスから照明までマルで統一しています。
こちらは評判の良かったトイレットペーパーをストックする棚です。
以前日記でも紹介した、造るのにとても苦労した造作です。やっぱり手をかけて仕上げた分完成度も高くなったと思います。何事もやるからには徹底しないとね。