換気風量測定/ベースコンクリート打設

福井 FPの家 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、午前中は越前市の現場で作業と各工事指示と換気風量測定立会い。昼一にコンクリート打設立会いと、外構リフォーム現場確認でした。

越前市の現場は、本日玄関ドアが取り付けられたので、さっそく換気風量測定を日本住環境さんに行ってもらいました。

結果は担当者曰く、他のお宅では考えられないほど、気密が良くとれていると言われました。

私も確認しましたが、設定の風量通りピタッと数値が出ていました。計算上と実測の数値がほぼ一緒になることはすごい事なんです。

このお宅も、性能は間違いないですね。改めて気密測定を来週にでも行いたいと思います。

 

午後からは、荒木新保の現場のベースコンクリート打設が行われました。

写真は、最初にポンプから出てくるモルタル部分を外に吐き出させているところです。

こちらは、外周部の型枠部分に気泡が出来るのを防ぐための「ピカコン」というものを差し込む作業をしています。

打設が終わり、左官屋さんがコテ仕上げをしているところです。

外周部の立上りコンクリートの密着を促すために、レイタンス処理剤を撒いています。

これで完了ですね。良いお天気になりました。昨日の雨を避けて、今日にして良かったです。

持続可能であることを

住宅設計 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、9時からお客様宅訪問換気システムのご相談。その後は、設計作業と構造図・パネル図チェック。屋根の納まり施工図の作成を行いました。

最近ずっと、現場段取りやリフォーム・メンテナンスで出歩いて、事務所に居る時間が少なくて、なかなかこういう仕事をする時間がとれませんでした。

お客様宅訪問も、当社で建てたFPの家ではないのですが、換気計画に問題があって、お客様から連絡をいただき、私がサポートすることになりました。とりあえず今日は処置をして、お施主様にも説明をさせていただき様子を見てもらうことにしました。

また継続して、ご相談にのっていかないといけないと思っております。

 

高性能住宅も、アフターやメンテナンスをちゃんと見てあげられないといけませんね。

専門的なことも、作る側の工務店がしっかり把握していることが大事で、何かあった時に対処ができなければいけないと思います。

いろんな機械を付けるお宅が増えてきています。機械はいつか壊れますし、交換が必要です。アフターを考えて持続可能なものを、お客様に提供していかなくてはと思うものです。

大きな吹抜け

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今日は、午前中にお客様宅訪問、クロスのメンテナンスとリフォームのお打合せ。その後は見積依頼と経理の仕事などでした。

こちらは、昨日越前市の現場で撮ってきた画像です。

吹抜を覆っていた足場も外れて、1階からウェスタンレッドシダーの天井がスカッと見えるようになりました。

7.5帖の大きさの吹き抜けですから、大きい方ですよね。

土地の状況から1階に大きく窓をとっても、お隣に家が建ったら光が取り込みにくい環境になるため、このように大胆に吹き抜けを設けたものです。

実は、我が家も吹き抜けが7.5帖ありまして、設計時点では、いずれ床を作って部屋にしてもいいからと、家族に説明していました。

でも出来上がってから、その気持ちのいい解放感と快適性で、部屋にしようなんて発想はどこかへ飛んでいきましたね。

空調の流れも良く、とても快適なFPの家になると思います。

気密は結露対策/ポーチ照明

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今日は、午前中に越前市の現場確認。午後はZOOMで気密と換気についての講習会視聴。その他は、こまぎれ仕事の段取りなどでした。

講習では、住宅に隙間があることによるマイナス点をいろんな角度からお話ししてもらいました。

優れているとみられているZEH住宅と言えども、気密が取れていないものは、隙間風による温度差で不快な家が現実に出来上がってしまっています。

気密を重要視しない現行の制度は、やはりハウスメーカーに忖度しているのではないかと疑ってしまいますね。

「そもそも気密化の目的は結露対策だった」という話もあり、逆に言うと気密化のされていない住宅は、結露をするということです。

太陽光を載せるより、気密化を推進してほしいところですね。

 

さて、今日は現場に行き、ポーチの照明が適当かどうかを判断するために、電気屋さんに仮付けを行ってもらいました。

足場があって、分かりにくいと思いますが、設定の位置にダウンライトを仮付けしました。

この後、夜の状態でどのくらいの光の廻り方になるか、現場を見に行ってきます。

換気のお話し

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今日は、午前中にお客様宅訪問、換気システムメンテナンス。午後は、現場で作業と打合せ。その他は発注作業と施工図の作成でした。

換気システムメンテナンスにお伺いしたお宅では、大きな室内犬を飼っていらっしゃるのですが、ぜんぜんペットの匂いがしなくって、やはり換気システムがきっちり効いているのだなと思いました。

この効果は、きちんと気密が取られているお宅であるということが大前提になってきます。

実は、昨日テレビで、和風の家と洋風の家で、どちらがカビが生えやすいかという話をしていて、和風の家の方が隙間があって、風通しが良いからカビが生えにくいとか言っていました。

それに比べて洋風の家は、気密が高くなっているから、風通しが悪くカビが生えやすいとか。

間違いでもなさそうな微妙な話ですが、ちょっと聞くと誤解を受けそうな話をしていますね。悪気はないのだろうけれど、テレビって無責任だなと思います。

和風の家でも、風通しの悪いところはカビが生えますし、腐ってもきます。

家は、正しく隙間を無くすることと、正しい換気システムの構成で、家じゅうのカビを制御することが、現代においては大切な家造りとなっています。

昔の家がいいという言い方の話を久しぶりに聞いてがっかりしたものです。住宅のことでも何でもですが、前に進むことを止めるような発言は嫌ですね。

テレビや新聞の情報も、話半分に聞いておいて、正しい知識というのは、理性的に自身で考え見極めないといけないと思うものです。

無垢フローリング/除湿の話

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今日は、9時からZOOMで30分ほど打合せ。その後、越前市の現場確認。戻って、発注作業と施工図の作成でした。

昨日、大工さんが1階の無垢フローリングの施工を行ってくれました。

オークのネイチャーという、木目の表情がしっかり出たものになります。やはり本物はいいですね。生活で傷がついていっても、無垢の味わいは変わりませんから。

 

さて、今日も除湿器のお話しを少し。

こちらは、事務所の朝の状態ですが、昨晩は除湿器を止めておいたので、このくらい湿度が上がりました。(室内は上段の数値です)

また、朝から除湿器を弱運転で動かしてみました。

室温はほぼ変わらずに、湿度だけが下がってくれましたね。

なので、冷えすぎずに体感は爽やかに過ごせました。

タンクに溜まった水は、10時間で1リットルくらいになりました。

空気中に、これだけ水が含まれていたというのが、目で見るとリアルですね。

もちろん、エアコンの方も、常にドレン排水で流しているので、これだけではないのですが。

人も、呼吸と発汗で。1日に1リットルくらいの水蒸気を出しているらしいので、煮炊きをしない事務所であっても、おかしくはないことです。

空気中の水蒸気を、少しでも快適な方にコントロールできると良いなと思います。

夏の除湿の検証

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今日は、1日事務所で、発注作業と見積作業と設計作業でした。

昨晩に雨が降って、朝は湿度が高くて、事務所も68%くらいになっていました。

室温は、普段は高めの26から27度くらいで設定しているのですが、この湿度だとさすがに蒸し暑く感じました。ちなみにエアコンの設定は27度にしています。

エアコンで除湿運転すると、すぐに冷えてきて、室温が24度を切るくらいになり、湿度も50%を切ります。

除湿運転は、湿度が少なくなる分、爽やかなのですが、さすがにずっと居ると寒くなります。

そこで、今日は実験で、除湿器を事務所で使ってみました。

デシカント式の除湿器ですね。これは、冬の寒い時でも除湿してくれるものになりますが、これとは別にコンプレッサー式というものもあります。こちらはエアコンと同じ仕組みですが、冬の冷たい空気は除湿しにくいものになります。

吹き出し口から温風が出るので、測ってみましたら40度くらいありました。

デシカント式は、ヒーターを使うので、出てくるのが温風になるのです。なので、冬に良さそうですね。

でも、今回は夏の検証となりましたので、やはり冷やさないといけないのに暖かい空気が出るのはどうかとなりますよね。

こちら室内と、無線で室外の温湿度が測れるものです。上が室内です。

ただし室外の湿度はうまく測れないようで、外の湿度は、あまりあてになりません。

さてこのように、湿度は41%まで下がりました。

温度は、除湿器から温風も出ていますが、冷房運転(設定27度のまま)もしていますので、抑えられています。

体感はというと、すこぶる快適です。

やはり、夏に空気がカラッとしているのは体が楽ですね。27度でもとても快適です。

ただ、やはり電気代は余計にかかることになりますね。

同じ電気代を使うにしても、再熱型エアコンを使ってみるというのも、有りなのかなと思うところです。

こういった検証をして、すぐに効果が出るのは、FPの家の基本性能が高いからだと思います。

断熱が悪く、隙間だらけの家では、検証も出来ないでしょう。

まずは、家の性能の確保からですね。

中間気密測定

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今日は、午前中に越前市の現場の中間気密測定。午後は、中間検査の立会い。戻ってからは見積作業と、あれこれ段取り作業でした。

こちら気密測定を行っているところです。

本日は、お施主様のお父様と知人の方もいらして、測定をご見学いただきました。

結果は、1回目でこの通りです。

総相当隙間面積が23㎝2で、建物外皮の実質延べ床面積が118.87㎡になるので、相当隙間面積のC値は0.193㎝2/㎡となりました。

隙間特性値のn値も1.06となっていますが、この数値は1から2の間に納まっていないといけなくて、1に近いほど隙間の大きさが小さいものの集まりだと言えます。

逆に2に近いと、大きめの隙間が空いている可能性があると判断できるようです。

この後も、もっと良い数値にならないかと、隙間を探したり、仮設ドアに目張りテープを貼ってみたり、測定も手動でも測ってみましたが、ほぼ同じような数値となりましたので、これで間違いないというところです。

充分良い数値ではありますので、今後はまたこの数値を落とさないように、工事を進めていきたいと思います。

C値0.092

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今日は、午前中に気密測定。午後は、お客様宅で敷地調査。夕方にリフォームのお客様宅が完了したので、最後のご挨拶に訪問でした。その他は設計作業とエアコン工事の段取りなどでした。

松岡の現場で完成気密測定を行いました。

先日、日本住環境さんが、換気風量測定をしたときに、この家はかなり気密出ますよと言っていたのですが、その通りで、なかなか普通に測定してもエラーが出て測れない状態でした。

仕方ないので、最初10㎝2の穴を空けて測定したのですが、それでもエラーを連発するので、さらに10㎝2増やして20㎝2の穴を空けて測定しました。

高さ10㎝×幅が2㎝の穴ですね。測定を始めると、当然ここから凄い風が入ってきました。

結果、こういう数値が出ました。

上段の数値αAが隙間面積で、28㎝2です。これから20㎝2減にしないといけないので、8㎝2ということになります。穴にすると2.8㎝角ですね。家じゅうで。

Sの相当延べ床面積は間違った数値を入れてしまいまして、実際は86.18㎡でしたので、8㎝2÷86.18㎡で、相当隙間面積C値は、0.092㎝2/㎡ということになります。

ほぼ隙間は無いといってもいいくらいです。この性能が、大きく住まいの快適性につながります。

 

YouTubeなどで、C値を突き詰めてもしょうがないと言っている人もいます。たぶん、それ以上が難しいんだろうと思いますが。

その方の作っている住宅を調べると、作る家にランクがあるようで、価格の高い最高レベルの家はC値も高く(0.3)、標準レベルや安いレベルの家はそれより低い数値(0.45)となっていました。

当社では、価格の高いとか安いとかで手を抜いたりしません。全部同じ対応をするのが本当ではないでしょうか。

 

ちょっと脱線しましたが、またひとつ肩の荷が下りました。本当に良かったです。

明日は、クリーニングが入るのと、鏡工事。後はウッドデッキ工事の完成です。

C値=0.123

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今日は、完成気密測定と、見学会備品の片付け作業。環境測定のバッジ設置。リフォーム現場確認。その他、こまぎれ仕事の見積と工事段取り作業でした。

やっと夜から、プラン作成作業に入りたいと思います。

 

さて、高木中央の現場の完成気密測定です。

総相当隙間面積が17㎝2で、建物外皮の実質延べ床面積が137.98㎡なので、相当隙間面積のC値は0.123㎝2/㎡と、とても良い結果が出ました。

やはり高気密過ぎて、エラーが何度も出てしまう中で、なんとか測れたんですよ。

よほど測れなかったら、穴を空けて隙間を作って測定しようかと迷ったくらいです。

 

今回のお宅は、サッシはエクセルシャノンのトリプルLow-Eガラス採用で、UA値も0.38w/㎡kとなれば、ZEH基準でも北海道の1地域基準をさらに上回る性能です。

しかもこの高気密ですから、お施主様には、本当に安心して快適に暮らしていただけると思いますね。

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
〒918-8201
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