明日から仕事始め
今日で、正月休みも終わりです。本当に久しぶりにゆっくりと家族とも過ごせた感じがします。
でも、自分一人になる時間はほとんどありませんでしたね。考えたり、整理したり、そういう時間も必要です。
また明日から、日常のスタイルに戻して、テキパキと動いていきたいと思います。
3日の日の、明治村博物館の帰りに、犬山城の近くにある三光稲荷神社というところに立ち寄ってきました。
ご利益は、「家内安全・商売繁昌・土地家屋清祓い・交通安全・夫婦和合・縁結びなど」とありました。
それぞれに願いは同じくして、家族みんなが努力して、そこに近づいていくことが大事かと思います。
今年も良い1年にしていきたいと思います。
明治村博物館
今日は、体ならしにちょっと仕事を。事務整理と、現場廻りなどしてきました。
丸岡のセルフビルドのお客様は、お休み中にほとんどフローリングを張られました。有言実行で素晴らしいと思います。
さて、今日も明治村の写真をバラバラですが載せてきたいと思います。
最後のほうに見た、油屋の3階建ては、見ていてイマジネーションが沸きましたね。吹き抜けから各階の光の取り込み方と空間構成が実に面白いものでした。
こちらは、酒を造っている酒屋さんなんですが、全体に窓が無くて薄暗いのに、天窓が2か所付いていました。これ、屋根の納まりがどうなっているんだろうと思うのですが、屋根が見えるところに行けなくて、かなり気になりました。
とにかく広い場所にたくさんあるので、旧帝国ホテル以外は、パパっと見るだけになりましたが、これだけの物を移築して残したことに対して、敬意を送りたいですね。
ライトの建物
今日は、思いついて、家族と愛知県の明治村博物館に行ってまいりました。
ここには、フランク・ロイド・ライトの設計による、旧帝国ホテルのエントランス部分があるので、以前から見たかったものです。
建物の至る所に、独特の意匠が施されていて、デザインするのも、施工するのも大変だったろうなと、ついつい建築屋の目線で見てしまいます。
ロビーの一角ですが、何に驚いたかというと、天井の低さですね。
うっかりスケールを忘れてしまって、iPhoneのアプリで計測すると2m15㎝くらいかなというところ。(今度ぜひスケールできちんと測りたい)
でも、天井を低くする手法を私も取り入れたりしますが、それが間違ってはいないなと、また確認ができました。気持ちが落ち着く空間になるんですね。
変化のあるスキップフロアになっていて、その階段のくぐり部分もかなり低いのですが、絶妙に頭が当たらないようにしてあります。
もちろん、高い空間もあって、そのメリハリが気持ちいいのです。
手摺の高さも低くて、今の建築基準法だと通らないですが、これがかっこいいですね。これが高かったら、バランスが崩れてしまいます。
逆光で暗い写真になっていますが、実際は心地よい明るさです。
自然光の入り具合がわかるかと思いますが、天井を走るように光が流れていますね。計算された設計だと思います。
実にバランスよく、シンメトリーに作られたこの建物は、足を運んで見に行っても価値のある建物だと思いました。
札幌3日目/出張終了
今日は、札幌出張三日目でした。
昨日のお昼ごろからiPhoneが不調となり、スマホが使えなくなりました。
旅先でこんなことになるとは思ってもみませんでしたが、普段からガラケーと2台持ちなのと、ノートパソコンも持って行っていたので、何とかなりました。
でも、なんだか手持ち無沙汰になりますね。スマホってかなり生活に浸透しているものだなと改めて思いました。
今日は、朝からモデルハウス見学をさせてもらいました。
こちらは、FPホームさんの中の「lia style」事業部のモデルハウスです。
一言で言いにくいのですが、とてもデザイン性に特化して作られていて、それでいて性能の押さえどころもしっかりした、大変優秀な家づくりをされています。
FPの家の良さをしっかりアピールできるモデルハウスでした。
こちらは、FPホームさんの「TOKOHARU」というモデルハウスの内部写真です。実にいい具合で北窓をとっていました。
窓の位置や風の抜けを考えて作っておられて、現在エアコンは設置されていませんでした。
北海道では、夏でも窓を開けて、通風が通れば、過ごせる家づくりが出来るようなんです。
それぞれ、地域性があって、そのまままねできないことも多くありましたが、しっかりとしたコンセプトを持って設計していることに、とても共感しましたし、見れてよかったと思いました。
午後からは、モエレ沼公園まで、足を延ばしていってきました。
私は2回目で、前回は小雨が降る日だったのが、今日は午後から晴れて、とても爽快な景色が見られました。
また、機会があれば、写真を載せたいと思います。
札幌2日目
今日は、午後から行われる、FPの家「札幌サミット」に参加するのですが、午前中に空き時間があるため、昨日、地元の人に聞いた情報から、近代美術館に行ってくることにしました。
すすきのにあるホテルから歩いて、大通公園を進むと、きれいなサンクンガーデンの奥に素敵な建物が見えてきました。
札幌市資料館です。今でいう高等裁判所として使われた建物のようです。
無料で入れまして、古い資料から、2階はギャラリーとして開放されていました。
素敵な回り階段でした。裁判所の中も見られて、とてもよかったです。
ここからしばらく歩くと、北海道立近代美術館があります。
新しい建物ではなさそうですが、展示空間がなかなか良くできています。
屋根なりの高い天井に、外光が入るスリットが施されていて、その大空間に螺旋階段がポイントになっている建物でした。
こちらはロビーの吹き抜け空間です。美術館らしい雰囲気を持った建物です。
こちらが、特別展示のカラヴァッジョ展のチラシです。
やっぱり本物を見ないとわからないですが、ものすごい迫力というか、写真より生々しい作品ばかりで驚きました。
そんな好きなタッチの絵というわけではないのですが、また見てみたい衝動が起きるすごいものでした。
駅に戻る途中で、知事公館が解放されていて、こちらも見てきました。
庭側から見ると、可愛らしい建物で,知事公館という感じはしなかったですね。
大通公園を歩いて駅に向かって帰ってきましたが、札幌駅は一駅隣でしたね。
サミット会場です。お話を聞くだけでなく、チーム分けした工務店さんたちとディスカッションの場があり、こちらもとても良い勉強になりました。
やはり、いろんな人の話を聞くことも新鮮で感心するものでありました。
同じ目的をもって、皆がさらに活躍されることを願う集まりでした。
札幌1日目
今日は、出張で札幌に来ております。
明日が、本番のFPの家の会合なんですが、今日は前乗りという形で来ております。
とりあえず、ノートパソコンを持ってきたので、いつも通りメールで段取りをしております。
ベッセルホテルカンパーナすすきのというホテルで、和を取り入れた、なかなかおしゃれなホテルです。
今日は、この後FPの家北信越の皆さんと会食の予定です。
東京出張でも学んで。
今日は、午前中にショールーム2件廻って、午後から東京にいる息子と合流してから帰ってきました。
1件目のショールームは、当社モデルハウスでも採用したラミナムです。
ラミナムはセラミックの板です。釘で擦っても傷がつかないくらい硬いものです。
こちら壁も、テーブルもラミナムですね。
すごい色柄も揃っているのですが、こういのは小さなサンプルでもわからないですね。
3㎜とか5㎜の板なんですが、キッチンの扉にこんなきれいな加工もしていました。
なかなか手間がかかると思うのですが。
これなんかも、かなりの技術ですが、やるとなると、原版を買ってからこちらの家具屋さんで加工してもらわないといけません。地道な作業になりそうです。
2件目は、大光電機のショールームに行ってきました。
こちらは、入り口にあったスタンドですね。
ダウンライトの種類や色の見比べや、間接照明の器具を見てきました。
その後、息子と食事をとってから、新幹線の時間まで、東京駅のステーションギャラリーに行ってきました。
昔のままのレンガ部分を見せているところもありまして、レンガも所々木を入れているところがあったみたいで、焼け焦げていたりしました。すべて重要文化財です。
メスキータという画家の展示が行われていて、特に木版画の技術が凄かったです。
彫り方だけで陰影や膨らみを表現するなんて…。
興味深かったのは、版画を押しては修正してを何度も繰り返している過程が見られたこと。
プロでも一発勝負じゃないんだなというか、手を加え、試行錯誤して仕上げるんだということが、なにか共感もするし、安心しました。
そうやって、良いものを造りあげようという思いが伝わってきました。
今日は柏に。
今日は、出張で千葉県の柏市に来ました。
外構、ガーデニングの勉強がしたくて、ガーデニングで有名な先生の話と、モデルハウスに施工されたものを2件、見学をすることが出来ました。
とても素晴らしい感覚と想いを持った先生で、ほんと良かったです。
家と庭は、セットで考えていきたいですね。
金沢をぶらり
今日は、オフをいただきまして、妻と金沢にぶらりと行ってきました。
21世紀美術館の地下駐車場に車を止めて、歩きだしました。
最初に見つけたのが、「松涛庵(しょうとうあん)というところ。21世紀美術館のすぐ隣にあります。
素敵な数寄屋風の茶室があります。
お座敷のほうにも上がらせていただいて、そこから見るお庭も素敵でした。
次は、兼六園に隣接してある「成巽閣(せいそんかく)」へ行ってみました。
お庭だけ写していいということで、写真を撮ってきました。
小さな小川が流れていて、川のせせらぎが心地よく、しばらく縁側に座って眺めていました。
こちらの庭は、寝室の隣になるらしいのですが、川音がもう少し大きく聞こえるように設計されていて、寝床まで音が聞こえるようになっているそうです。
いずれのお庭も、縁側と軒先で切って、庭を額縁で切り取った形で見せる、和のしつらえを見ることが出来ました。
写真より、やっぱり現場で見るのがいいですね。京都まで行かなくても、近場で良いところがあったなと得した気分になりました。
あとは、のんびり兼六園を歩いてきました。
良い気晴らしになったのと、先日23日が結婚記念日だったので、妻との時間も作れて良かったなと思います。
帝国ホテル
今日は、家の用事のほか、設計作業と夕方に現場確認と作業を行いました。
さて、今日は帝国ホテルの写真です。
こちらが本館棟です。
本館の後ろ側から撮ったもの。
こちら別館のタワー棟になります。こちらの29階に泊まらせていただきました。
お部屋は上品なしつらえですね。台形の出っ張り部分が特徴で、ここからの眺めがいいです。
窓のカーテンボックスが広めにとってあり、そのボックス部分からエアコンの吹き出しが出ていました。快適な空調は、こんな心配りのある工夫からできているのだなと思いました。
お風呂とトイレも広めに作られていて快適でした。よくあるホテルの換気扇のうるささもありませんでした。お湯の出もたっぷりで、さすがです。
時計が付いているのも、朝のお出かけの時間が気になる場合いいですね。
こちらは、地下階の階段下に作られていた坪庭です。和と洋が融合したデザインですね。
エントランスホール正面の階段を上から撮ったものです。
全体的に、ゴージャスというより、格調高くまとめた品のあるホテルです。
なかなか泊まることがないだろうホテルに泊まらせていただいて、良い勉強になりました。