標準化と柔軟性をもって

今日は、現場のほうは息子に任せて、設計作業に集中しました。

設計作業も、工事中の現場の施工図と、設計契約のお客様の本設計図面の2件を同時進行して作業しておりまして、なんとか頭を切り替えながらやっております。

それに加えて、現場からもどんどん電話がかかってくるので、そっちの作業指示もありますから、電話が終わると、えーっと何をやってたかなとなります。

現場ごとに、指示事項も違っていて、今回はこうするというのが、私の頭の中にあるものですから、大変になるのは仕方ないですね。

でも、本当に基本的なことは、標準化していくことが大事だなと、設計と同時進行ですが、書き残している図面もあります。

そうすることで、自分でも迷いなく現場指示も出来るし、材料の発注にもスピード感が出るものです。

実際には、基本形は出来ているのですが、それをだれが見てもわかりやすくまとめることもしていかなくてはいけませんね。

 

とはいえ、お客様は皆様、個性をしっかりお持ちですし、毎回それに合わせた設計を行っていかないといけません。

お客様と私とのコラボレーションで、新しい面白いものが出来てくるので、この柔軟なところは、これからも延ばしていきたいと思っています。

 

ちなみに、解体現場の写真です。

大物の鉄鋼車庫が取り壊しできました。ここまでくれば、後は順調に進むと思います。

良いものを作る気概

今日は、朝一に外壁リフォーム現場確認。その後、設計作業。15時過ぎにIHクッキングヒーターが届いて、家具屋さんに持ち込み打合せ。その後は、各現場廻りと大工さん打合せでした。

パナソニックのトリプルIHクッキングヒーターが、やっと入荷しまして、家具工事のキッチンに取り付けるのですが、通常はパナソニックのキッチンにしか取付できない仕様の商品でです。

これを、なんとか工夫して納めようとしているのですが、なかなか難問だらけです。

元は引き出し式のコントロールパネルなのですが、手に入るのはスイッチ部分だけ。

キッチンの前板に直接埋め込むしか手がないかなというところでしたが、ここでめげないのが、サトウ洋家具さんの良いところ。

なんとか、引き出し式にして納めるという結論になりました。

キッチンは現在このように現場に納まっていますが、出来上がるとかなりいいものになりそうです。

前にも書きましたが、予算がないから安く作ろうという人ではなくて、精いっぱい良いものを作ろうという仕事をしてくれます。

なので私も、自分の設計料も打合せの手間も載せずに、良き完成品をお客様に提供したいと考えています。

天窓施工

今日は、10時からお客様訪問、壁紙のリフォーム打合せのほか、現場で天窓の取付防水作業でした。

午前中は、天窓を内部側から大工さんが作業できるように、大きいほうの吹き抜けに足場を組立ました。

もうひとつの吹き抜けの天窓は、脚立で届きました。

ブルーシートで覆っているので室内が暗くなっているのですが、天窓からほわっと光が降り注ぎました。

今回は、天窓に防水シートが先付けされているものが出たので、それを使ってみました。

いつもの作業とは勝手が違いましたが、マニュアルに沿って施工しました。

天窓だけは、責任をもって自分が手をかけたいところです。

リビング学習コーナー

今日は、主に設計作業。午後に丸岡羽崎の現場の鉄筋工事が終わったので、配筋検査に行ってきました。

現場も鉄筋工事待ちだったので、これで明日は午後からベースコンクリートが打設できます。

しかし、明日は建築士の定期講習会に行かなくてはならず、立会いが出来ません。こんな時期だから、講習も延期してくれればよかったのですが…。

 

さて、今日の写真です。

こちらは、階段の下に作らせていただいた、リビング学習のコーナーです。勉強はもちろんテーブルでも出来るのですが、本など置いて置ける場所が欲しいところです。

家族のパソコンコーナーとしても利用できそうですね。

本棚と机カウンターなどが組まれていますが、こちらギザギザの階段を強度的に支えるためにも必要でした。

一番下のところに、どうしても使いにくいデッドスペースが出来たのですが…。

息子が、引き出しを造ってくれました。粋な、お客様へのプレゼントとなりました。

 

追伸

明日の建築士定期講習会は延期となりました。来年度中の受講でOKとのこと。良かったです。

書斎/2Fトイレ

今日は、朝一に敷地測量。その後経理の仕事と施工図のチェック。15時頃お客様来社プラン提出。その他は設計作業でした。

さて、今日の写真です。

こちら、ご主人の書斎になります。ハイサイドライトも北側窓なので、眩しすぎることなく書斎にはちょうどいいと思います。

お手持ちの机など持ってこられるということで、造作家具は一切ありません。

正面のレジスターは換気システムの給気口。右側の壁のレジスターは、直上にあるロフトエアコンの空調を取り込めるエアパスファンになります。

こちらは2階のトイレです。アクセント壁に四角い扉が付いていますが、壁紙をキッチリ柄合わせしてもらいました。

中もこんなふうに壁紙を貼り込んでもらっています。これって、奥行き分があるので、なかなか難しいんですよ。

当社のクロス屋さんは、これを嫌な顔ひとつせずにやってくれるので、感謝しています。

窓の高さ

今日はオフをいただき、家族とゆったりと過ごさせていただきました。

休みもちゃんととって、仕事も集中して行うように、働き方改革もしてかないとと思っているところです。

さて、今日の写真です。

二の宮のお宅の、北西から撮った写真です。

お隣が駐車場で、車があってなかなか撮りにくいのですが、ちょうど手前に車が止まっていない時に、このくらいのアングルがいいかなという感じで撮りました。

やはり、2階の出窓風の窓のアクセントが効いてますね。

室内からは、天井いっぱいの高さにある窓なんですが、外観上の位置的バランスと、うまく調和したなと思います。

矩計図と立面図と、いろいろ図面上で描いて見ながら決定します。

FPパネルを発注する前に、サイズを決定したらもう変えられませんから、こういう窓の位置は、いつもギリギリまで考えに考えて決定します。

でも、考えただけいつもうまく納まっているので、自分でもホッとしております。

中間気密測定C値0.18

今日は、朝一に丸岡の現場の中間気密測定。その後、二の宮の現場確認打合せ。その後は、見積作業と設計作業でした。

今日は、お客様も立会いのもとで、工事中間の気密測定が行えました。

1回目の測定で、配管の塞ぎ忘れ部分と工事用玄関ドアの隙間を確認処理してから、こちら2回目の測定結果です。

総相当隙間面積が26㎝2ですから、隙間を全部寄せ集めても約5㎝角の隙間ということです。

これに建物外皮の実質延べ床面積141.68㎡を割ることによって、相当隙間面積のC値が得られます。

今回は、0.183㎝2/㎡という充分な結果ですね。

これで、安心して工事が進められます。

もちろん、完成時にも測定をして、お引き渡しするのが「FPの家」の原則です。

中間気密だけ測って終わりのハウスメーカーもありますからね。

完成までには、エアコンの工事などで若干気密が落ちる場合があるので、やはり完成時の測定をすることが大事なんです。

細かい作業

今日は、10時からお客様と打合せがあって、朝から準備作業。午後は丸岡の現場でお客様打合せ。その後、二の宮の現場で庭屋さんと打合せ。その後戻って設計作業と事務作業。夕方、お客様メンテナンス訪問で伺ったのですが、いらっしゃらなくて…。この後また設計作業の予定です。

二の宮の現場は、大工さんがあがってガランとしましたが、現在息子が細かい仕上げ工事中です。クロス屋さんが入る前の仮設足場や、造作材の角を丸める作業ですね。

角を丸めるというのは、通常の工務店だと、大工さんが糸面をとって終わりだと思いますが、当社では触り心地も含めて、優しい面をとる作業を行います。

見積にあがらない、こだわりの作業ですね。たぶん気が付かずに済んでしまう部分かもしれませんが。

来週は、少し家具工事と、クロス屋さんのパテ作業が始まる予定です。

すんなりと。

今日は、朝一に現場に行って墨出し作業。外構屋さんにポーチに手すりを取り付けるためのコア抜きをお願いしました。

どこも外構屋さんが忙しいみたいで、手摺の取り付け自体は、自分でやろうかと思います。

こちら何を撮った写真かというと、ロフトに上がる階段の手摺が付いたので撮ってみました。

チラッと見えていると思いますが、梁の上にも欄干のような手摺が付いております。

これも、安全性も考えながら、出来るだけシンプルに。しかも固定の仕方とかをどうするか、とか考えながら設計して、それをきっちり大工さんが施工してくれたので、ほんと嬉しくて…。

何をするにも、一個一個考え抜いて行いますので、手間も時間もかかりますが、だからこそ、すんなり目に入る感じに出来るのだと思います。

今日は建て方

今日は、丸岡の現場の建て方を行いました。

朝が明けてきました。ブルーシートをめくるところからスタートです。

柱から、どんどん建てていきます。

集成材と金物工法の軸組工法です。羽子板ボルトとか必要ないので、見た目がスッキリしていますね。

1階は、10時の休憩時点までで出来上がってしまいますね。

ロフトの床合板を敷いているところです。普通は屋根裏でしかないですが、当社のFPの家の場合、ここが十分使える部屋になります。

手前側は、広い1階の斜め天井吹き抜け空間になります。

FPの妻壁パネルを入れているところです。

FP遮断屋根パネルが、140㎜の垂木になりますので、1間飛びの母屋ピッチですが、母屋のサイズは240㎜と、普通の家のサイズと違って、ガッチリしていますね。

ロフト部分には、斜めに走る登り梁を使用します。振れ止めと空間の高さを取るためです。

屋根パネルを載せ始めました。今回は、屋根の頂点から合わせたかったので、上の並びから施工しています。

屋根の形が見えてきましたね。

屋根パネルは、下から見るとこんな感じです。骨組み部分に後から補助パネルを入れて繋ぎます。

ロフトの床下の天井部分です。細かく井桁に組んであるので、水平硬性が上がります。

屋根パネルの下段を取り付け始めました。

繋ぎ部分に補助パネルを納めていくところです。

リビングの天井はこんな感じです。

屋根パネルの上からも気密テープを貼っています。あくまで補助的なもので、すべて気密テープは中から貼ります。

屋根パネルの上には、針葉樹合板を張り、さらにエコヘルボードという音の干渉材を張っています。

板金屋さんが来て、ゴムアスファルトルーフィングを葺いてくれています。

これで雨が降っても大丈夫ですね。

ブルーシートを張る前に、裏側も写真を撮っておきました。

4時には終了して、最後のブルーシートを張って完了です。

お施主様も、最後まで見守ってくださって、本当に今日はお世話になりました。

こちらも、良い家になりそうで楽しみです。

これからまた、しっかり現場管理していきたいと思います。

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
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