階段の納まり
今日は、午前中現場で片付けと塗装作業。午後は施工図作成と、鉄工所で原寸検査を行いました。
階段は施工前に塗装をさせてもらうようにしていますが、その際に手の触れる角も手触りよく丸めておきます。
階段の1段目は、大きめにアールをとって、足が当たっても大丈夫なようにしています。
こちらは鉄工所の原寸図ですね。実際の寸法で書いて、間違いないようにします。
この段階で、どこで部材を固定するかも検討して指示します。細かい納まりやデザインもさらに検討します。
施工図で検討中
今日は、午前中鉄工所さんと打合せ。午後は基礎屋さんと打合せ。その他施工図と設計作業。夕方に古いお客様宅訪問。晩は事務所でお客様打合せを行いました。
今は、5月から始まる現場の段取りと打合せも急ピッチで進めております。
それから、工事中の現場も施工図をどんどん書いております。今までと同じものなんてないですからね。毎回、頭をひねっては考えております。
今日は鉄骨階段の施工図を見ながら、鉄工所さんと材料の選択から施工方法まで検討しました。このあと。鉄工所で原寸図というものを起こしてもらって、さらに検討を加えます。
とにかくお任せではなくて、納得のいく形になるまで詰めていきますね。それが、出来上がりを左右しますから。
(こちらはTKN邸のロフト階段手摺です)
完了検査/ブラインド工事
今日は、午前中設計と事務作業。11時に換気システムでお世話になっているガデリウスの営業さんが挨拶に来られました。
8年間担当して頂いた方が部署が変わるという事で、後任の方と挨拶にわざわざ来てくれました。私が独立してから担当になった方なので、一緒に成長してきた感があって、感慨深いですね。
午後は、越前市の現場で、フラット35Sの竣工現場検査と、土木の完了検査があり、その他の作業も含めて行ってきました。
土木の検査員の方も、この時期たくさん竣工の物件があって、夕方遅れていらっしゃいました。
準防火地域なので、サッシやレンジフードの防火ダンパーのチェック。換気システムのチェックなどされました。
当社採用のYKK樹脂サッシの防火仕様窓は初めて見られたとか。高価なものですし、他では使われていないんでしょうか。
検査はすんなり済みました、余談ですが、この家全体をとても褒めてくださいました。
たとえば鉄骨手摺を褒めてくださいまして、持ち手に木を使っているとか、丸みを付けているとか、固定がガッチリしているとか・・・。
よそで見る鉄骨手摺は、固定が足元だけなのでグラグラするんだとか。当社のはグラつかない工夫をしています。
いくつも物件を見ておられて、やはり手の掛け方が違うと感じられたのでしょうね。
その上でおっしゃっていただいていると思うと、大変光栄です。
今日は、午前中にブラインド工事が入りまして、こんなふうに木目の色と合わせたバンブーブラインドが入りました。
その他、エアコン工事と設備工事の残工事も終わって、いよいよ完成したなってところです。
鉄骨手摺取付
今日は、午前中は越前市の現場で、階段手摺の取付作業。午後は、お客様とショールーム2か所廻ってお打合せ。その後福井市の現場確認を行いました。
手摺の取付は2か所あるのですが、1~2階分がこちら。
手摺の取付も、理屈は簡単なんですが、ぴったり合わすのにけっこう手間がかかります。
取付けは鉄工所まかせではなく、私がほとんど手をかけて取り付けます。
こちらは、ロフトに上がる梯子に付けた手摺です。
この取付けは手摺と梯子との平行、柱の垂直を出さないといけないので、取付け用の部材を作ってから施工しました。
施工方法や段取りを考えるのも、私の仕事です。とにかく、きれいに納めないといけませんからね。
最後に、木の笠木を現場合わせで切って取り付けました。スタート部分の加工も手にやさしいよう丸めてから塗装しています。
鉄骨手摺
今日は、午前中にお客様宅訪問。プリーツスクリーンの紐が絡まったのを直してきました。その後鉄工所に行き、越前市の現場の鉄骨手摺の仕上げ作業を午後に渡って行いました。
こちらが、1階~2階にかかる階段の手摺になります。こちらは、取付け後に上部に木の手摺を取り付けるものになります。
こちらは、ロフトに上がる梯子に取付ける手摺です。こちらの手摺はこのまま手で触るものになります。
鋭角な部分はこんな感じにきれいに溶接されてますね。でも手で触れる部分になるので丸めます。
サンダーで少しずつ丸めました。ここ以外も、手で触った感触で痛く無いように全体をサンダーかけしました。
たぶん出来上がると目立たない仕事なのですが、これもこだわりです。
造り付けTVボード
今日は、午前中事務作業と設計作業。午後は清水頭町の現場の構造躯体検査立会いと作業を行いました。検査員の方も、屋根断熱パネルに興味を示しておられましたね。
さて、今日の写真です。
リビングのTVボードです。右側のベンチ部分も含めて設計しました。
ベンチ部分は、廻り階段との取り合いもあり、下に無印良品の収納が入るモジュールに設計しているので、階段と同時に細かい寸法決めを行っています。
正面には配管を隠した壁掛けTVを設置して、左手の収納から下部のAV機器を置く部分、さらにサラウンドスピーカーの配置まで配線できるようにしています。
TVのバックと飾り収納にも、照明を配置し、配線もメンテナンス出来るよう細かく家具屋さんに指示しています。
そして、天面にはリビング吹抜けをやさしく照らす、間接照明の設置。 それぞれがトータルでまとまるように、全て計算づくしの家具になっております。
リビング階段
今日は、午前中お客様宅換気メンテナンス。午後は設計作業と業者さん来社打合せでした。
午前のお客様宅は、10年前に設計させていただいたお宅で、コンパクトでかわいらしくて、思い出のあるお宅なんですが、とても愛着を持ってお住まいいただいているのがわかりました。
ご夫妻がとても優しくて、寒い日になりましたが、気持ちはほっこりしております。
さて、今日の写真です。
オープンな吹抜けに架かるリビング階段です。
階段は、その家に合わせて毎回デザインするのですが、こちらは構造の柱を生かして、間にスチール手摺を挟み込んだものです。
こちらのスチール手摺も、取付の考え方はシンプルなのですが、造る職人さんにとっては逃げが効かないので、難しいんですよ。
施工図はキチッと書いていても、現場の寸法も測って、原寸図を起こしてから作成します。納まった時は、ホッとしますからね。
物干し室/洗面脱衣
今日は、午前中設計作業。午後はお客様来社打合せでした。午前中に作成した案を気に入っていただいたので、やっぱりギリギリまで頭をひねってよかったなと思います。
さて、今日の写真です。
こちらは、明るい物干し室です。カウンターはアイロンをかけたり、洗濯物を畳んだりするためのもの。猫ちゃんの外を眺める場所にもなりそうです。
物干し室に洗濯機も置くので、正面に洗剤置き場を作りました。
隣は洗面脱衣室になります。
洗面室には、あえて窓を設けませんでした。鏡の上に付ける案もあったのですが、西側でしかも傾斜地の上のお宅から見下ろされる位置にあるので中止。
物干し室側の引き戸を光が通りやすいガラス戸にしたので、思った以上に明るいです。
洗面脱衣室の廊下からの入り口ですが、ちょっとした工夫があります。
入口の引き戸を閉めると収納が現れるというもの。脱衣かごやタオルなどをここに仕舞っておきやすいですね。
照明を付けるとこんな感じ。黒くてマットなカウンターが引き締まってかっこいい洗面になりました。
パイプスペースを機能的に
今日は、朝のうちにお客様宅訪問。そのほかは1日、事務と設計作業を行いました。
細かいことがいっぱいあって、たくさん手を付けながらも、どうも消化不良。集中力不足を反省しています。
さて、今日の写真です。
2階のトイレですね。 小窓の奥行が深いのがわかりますか?
実は壁をふかしておりまして、窓の左側は換気システムのパイプの配管。右側は排水管の通気弁が隠れております。
このパイプスペースの余りを利用して、収納スペースを窓の上下に設けました。
こういうところに時間をかけて、手をかけてあげることが好きですね。
目立たないことなのですが、下の収納の扉の両サイドのラインを壁の下まで伸ばしております。
これが無いとのっぺりしたイメージになりますから・・・。
大工さん、クロス屋さんにも面倒をおかけしますが、小さなこだわりに付き合ってもらっています。
間接照明の位置
今日は、1日事務所に籠って設計作業をしました。
書き始めると、まだまだやらないといけないことがいっぱい・・・。
現場好きの私ですが、もうちょっと設計の時間も確保しなくてはと反省しているところです。
昨日撮った写真です。まだペンダントが下がっていない所もあるのですが、間接照明の雰囲気がいい感じなので撮ってみました。
なぜこの場所に、この位置で?って建築関係の人は思うでしょうね。
実は、換気システムの配管を横に通すために壁をふかしています。これをただふかすだけだと、段差だけあるスッキリしない壁面になってしまいますから、これを利用したんですね。
ただ、下がり壁の高さをどの位置に持っていくかは、だいぶ検討しました。現場を確認したり、施工図を何度も書き直したり・・・。
いつも頭をひねりながら取り組んでいます。
追伸、先日収納術セミナーでお世話になったコレモッタ(株)の広沢かつみさんのブログで当社の名前を載せていただきました。ありがとうございます。
収納をきっかけに、気持ちよく暮らすヒントがいただけるようなブログです。→ コレモッタ ブログ