階段・吹抜~フリースペース
福井 デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日も、武生に用事があって行くついでに、土地探しのお客様の候補地を見てきました。
プランを描くにしても、まず現場を見ることが大切ですね。検討することがたくさんあるものです。
では、今日の写真です。
こちらは、階段吹き抜けを上から撮った写真です。2階窓からの採光がとても入るように設計しています。
吹抜け手摺がぐるっと回って、2階のフリースペースを区切っています。
笠木の高さと、窓台の高さを揃えるというのは、設計士としてはこだわりの納まりですが、大工さんは仕事が大変です。それをやってくれる大工さんだからこそですが、建売住宅の大工さんとはレベルが違います。
フリースペースですが、連窓の窓も気持ちよく、明るくてとても快適な場所となりました。その名の通り、自由にいろんな使い方を想定した場所になります。
廊下と区切るとすれば、4.5帖の部屋が作れるので、将来的に個室を作ることが出来るように設計したものです。
3台並んだダウンライトは、電球色と昼光色に切り替えられる機種にしていて、窓側に机を置いて、作業できるようにもしています。
こういうホールや廊下スペースを作っても、普通の家だと寒かったり暑かったりで使いにくいものになりますが、「FPの家」ですと全館空調になりますので、年中快適に使用することが出来ます。
炊飯器用スライドカウンター
福井 工務店 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、施工図の作成と発注・見積作業。その他こまぎれ仕事を行いました。
さて、今日の写真です。
今日は、キッチンの背面のカップボードのご紹介です。
ご覧いただくように、作業スペースがとても広く1.3mありまして、とても使いやすくなっています。
これなら、キッチンとカップボードの引出しを出しても、ぶつかることはないですね。
カップボードは、フロアキャビネットがキッチンと同じ面材を使用して合わせていますが、ウォールキャビネットは木目にして目立たせています。
間接照明も上下に設置して、キッチンをより華やかに見せてくれています。
フロアキャビネットは、中に納める収納システムの「トトノ」がピッタリ入るサイズに割り振られていて、そのため幅が3等分ではありません。でもほとんど目立ちませんね。
ウサギの置物が置いてあるところが、炊飯器を置く場所になっていますが、上部のウォールキャビネットに蒸気が当たるのが心配ですよね。
そこで考えて、カウンターをスライドして前に出せるように工夫しました。この考えのもとに、24時間換気システムのキッチン用の排気レジスターが真上に来るように、配置し直したものです。
当初、ウォールキャビネットを付けない設計だったので、心配していなかったのですが、設置することになって、お施主様からこの対策について相談があったものですから、いろいろ頭をひねって考えて出来たアイデアですね。
お施主様と二人三脚で作っていく住宅です。お互いにアイデアを出し合いながら、当初の設計より、さらに優れた作品が出来上がっていきます。
これは家づくりをしていく中で、毎回私も楽しみな醍醐味となっています。
UB~ユーティリティー
福井 注文住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、朝のうちに連絡事項など済ませてから松本の現場確認とリフォーム依頼の現場確認。午後は、見積作業とあれこれこまぎれ仕事を行いました。
さて、今日の写真です。
こちらは、タカラのユニットバスのグランスパになります。
壁パネルも透明なドアも、お施主様がかなりカッコいいチョイスをされました。
オーバーヘッドシャワーは、私がモデルルームで使って気に入ったもので、お勧めしてご採用いただきました。
ダウンライトの仕様で選ばれたので、これに関してはメーカーのダウンライトの標準配置が、ぜんぜん良くないものですから、私が配置し直してタカラに指示したものになります。
シャワーの中心振り分けと、合わせてバスタブ側にまとめて配置したので、アクセントパネルが綺麗に浮き立ちます。
浴室は、洗面の横にあるドアを開いて、1畳ですが脱衣室を挟んで入れるようにしています。
ここだけ鍵が掛けられれば、洗面その他ユーティリティーは、入浴中でも自由に出入りできますね。
空気の流れも良くするために、ドアの上はオープンに作らせていただきました。
ユーティリティーには、パイプの物干しとアイロン台兼用の流しカウンターがあります。
こちらは、実験用流しを利用して、洗髪と掃除用に使えるように作られています。
カウンター下は、下着やタオルなど収納できる整理用のプラスチック引出し収納がきれいに納まるように高さを決めています。
物干しはFPの家なので、部屋干し臭なく、きれいに乾いてくれます。
背面には、洗濯機を置くスペースと、洗剤などが置ける可動棚を設けました。
シューズクロークとユーティリティーの中間にあるファミリークローゼットです。
洗濯・物干しスペースとも近いので、家事的にはとても楽に使用できると思います。
追加の見学会を行いました
福井 高気密高断熱 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、越前市のお宅で、午前中は見学会の備品を置いた状態でご家族様に見学をいただき、午後からは、お施主様のご紹介のお客様にご見学いただきました。
FPの家は初めてのようでしたが、内容についてもご理解いただきまして、内外のデザインに関しましても大変ご満足いただけたようで、また次回、事務所とモデルルームもご家族も一緒においでいただける話となりました。
やはり、素晴らしい家が出来たので、見ていただけることだけでも嬉しいのですが、また当社の家造りにもご興味を持っていただき、次回お会いできる話になったことも、本当に嬉しいかぎりでした。
今回も、見学会をさせていただいて良かったなと本当に思います。
本日は、良いお天気になりましたので、外観の撮影も行わせていただきました。
この独特な形体から、イベント案内にも書かせていただきました「Wing(ウィング)」というネーミングを付けさせていただきました。
水下の軒先は出しながらも、妻側(屋根の側面)は軒ゼロという形状が、独特ではありますが、無駄な屋根の構成部材を減らして、なおかつデザイン的にも美しくなるところを狙っています。
シンプルに費用も落としながら、機能的には通気もしっかり確保していますので、すべてが理にかなったデザインというのを常に目指しているところです。
予約制完成見学会終了
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今日は、完成見学会の2日目でした。
午前中は、先日建て方を終えたばかりの工事中のお客様に見ていただき、今回は特に具体的にご自宅のコーディネートについても考えながらご覧いただけたと思います。
また午後からは、初めてFPの家をご体感になられるご家族でしたので、玄関に入ってすぐにFPの家の暖かさに驚かれていたようです。
24時間・全館冷暖房と換気のお話し。そして結露やカビが生えないことなど、見学会場でざっくりではございますが、お話しさせていただきました。
それにやはり、この家ならではの数々の特徴をお話しさせていただきまして、お時間もあっという間だったように思います。
何と言っても、こちらのお宅の間取りやデザインが素晴らしく、工夫した点もそれぞれに関心していただき、見ごたえも充分だったと思います。
「未来的な家だな」というご感想もいただきまして、やはり今までの家の概念から考えると理想的な家というとらえ方をしていただいたと解釈しました。
本当に、ご見学いただいた皆様に好評いただきまして、嬉しい限りの内覧会でした。
お施主様には、2日間の見学会お借りしまして、本当にありがとうございました。そして、ご友人の方も火曜日に個別で見学会もさせていただくことになり感謝申し上げます。
ぜひ、ご覧いただきたい建物でしたし、今後はお写真でもご覧いただけるように、明日からきちんと撮影もさせていただきたいと思っております。
越前市完成見学会1日目
福井 高性能住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、越前市のお宅の完成見学会1日目でした。本日は新しいお客様の予約は無かったのですが、午前中は息子夫婦が見学に。午後は16時から、OBのお客様が見学に来てくださいました。
こちらのOBのお客様には、見学会のたびに見に来ていただいておりまして、本当にありがたく思っております。また、とても素敵なお家を建てさせていただき感謝しております。
今回も、ブログをご覧になっていらして、お声掛けいただきましたもので、今回の建物も、展示場のモデルハウスのようだとおっしゃっていただきました。
こちらは、午後の空いた時間に一眼レフで撮った写真になります。
OB様奥様が、こちらのキッチンの面材を見られて、それぞれキッチンカウンターに使ったセラミックと、洗濯カウンターの面材に使われたものと同じものだと気が付かれました。
どちらの面材も、本当に素敵な色柄で、この建物にもピッタリだったと思います。
こちらのキッチンは、ワークスペースがとても広くとってあり、お施主様ご主人様からの、プラン段階からのご要望にお応えしたものです。
引出しを両側引き出しても大丈夫な広さですね。
いつもは、キッチンの床を長尺ビニール床シートでご提案していますが、今回はお施主様から木のフロアーのままでという要望で、その後フロアコーティングされることを知り、それも、お施主様が勉強されてこのようにされたんですね。
こちらのキッチンも、本当にこだわりのオリジナルキッチンです。今回の見学会の見所の一つですね。
明日は、見学会の2日目です。16時からの予約はまだ空いておりますので、ぜひお問い合わせください。
明日から完成見学会
福井 工務店 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、朝から見学会の準備を行いました。
少し備品も置いてみて、より住まいの実感が沸くようにと考えております。何もないと寂しいですものね。
当社の場合、見学会場に説明のパネルを置いたり、商談コーナーを設けたりはしないです。あくまで、建物の良さを見ていただくだけにしています。
それと、写真よりも実際の空間に立って見るのとは違っていて、やはり実物の方が素晴らしいと感じていただけると思います。
また見学会について、直接会社にご連絡いただいても私の携帯につながりますので、ぜひご連絡いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
備品の取付/建て方後の現場/玄関ドア修理
福井 注文住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、越前市の現場で、備品の取付作業。夕方に松本の現場確認。その後、お客様宅で玄関ドアのロックケース及びシリンダーの交換作業などを行いました。
越前市の現場は、外構屋さんが土間コンクリートをする範囲を砕石入れ転圧を行ってくれたので良かったなと思います。
道路との境目も、木材ででも段差解消すれば、駐車も出来そうです。
ダイニングテーブルの椅子も今日運んだので、見学会用の大きな備品はすべて持ち込めました。後は、明日飾るものを少し準備して整えたいと思います。
夕方に、松本の現場も見てきました。今日は大工さんにFPパネルの固定と、筋交い金物と取付作業を行ってもらいました。
明日は、午前中にサッシや玄関ドアが届くのと、午後からは外部の耐火ボードが運ばれてくる予定です。
パネル固定の際はめくっていたブルーシートも、また戻して貼ってあります。面倒ですが、基本、木材やパネルを雨に濡らさない工事というポリシーを守っています。
この後、スウェーデン製のスウェドアという木製の玄関ドアを施工したお宅で、鍵のシステムの故障で、部品を調達したものの交換作業に行ってきました。
お客様が、最初は鍵屋さんに連絡して、修理を依頼したらしいのですが、外国製で手に負えないということから、私に連絡があったものです。
ロックケースやシリンダー錠を交換するのは、特に問題なかったのですが、交換が終了してドアを閉めてみると、本体と枠が擦れて、ものすごく開け閉めが重たい状態になっていました。
冬の間、多少木部が湿気を帯びて、膨らむか反る場合があり、鍵が掛けにくくなったりする場合もあるのですが、それにしてもお子さんが開けられないのではと思うほど擦れていました。
太く大きな丁番が付いていて、国産のドアのようなわかりやすい調整もついていません。
取説を検索して調べて見ても、現在のスウェドアは丁番の調整仕様が違うようでした。
さらに探していくと、同じものの調整動画が見つかりました。
これって、けっこう難しいですよね。とにかく丁番カバーを上下外して、中の固定部を3か所緩めて、それから上と真ん中に二つある、リングを回して調整するものでした。
上下の丁番のそれぞれを少しづつ動かしながら、何度もドアを開け閉めしてみて、ようやくスルッと閉まるようになりました。
鍵屋さんは、この丁番は凄いな見たことないなと言って帰られたようですが、困っていても直さずに帰るんだなと思いました。
お客様には、「とにかく何でも困ったら連絡くださいね。」とお願いして帰りました。
私が建てた家に住むお客様には、とにかく快適にお住いいただきたいと願うものです。
さて、明後日から完成見学会です。予約空いておりますから、ぜひお問い合わせください。
越前市で、ちょっと遠いかもしれませんが、遠出してでも見る価値のあるお宅になっております。どうぞお待ちしております。
今日は建て方
福井 FPの家 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、松本の現場で建て方を行いました。
息子も病み上がりですが復活して、朝から水かきとブルーシートめくりから始めました。
たくさんの材料から、まずは柱を建てていきます。
FP壁パネルを柱間に挟み込んでから梁を落としていきます。
妻側の屋根が3尺飛び出す特殊な形状で、太い梁で持ち出しています。
背が450もある大きな梁を、慎重に落としています。金物工法ですから、柱に断面欠損も無く、しっかりと固定できます。
床合板を敷いていきます。
銀色の紙を張ったパネルは、FPの天井パネルです。ここは下屋となる部分です。
下から見るとこんな感じです。105㎜の固いパネルが入るわけですから、水平の剛性も上がりますので、耐震的にも強くなります。
大きな吹き抜けのある建物なので、安全のため、これから仮設の床組みを作ります。
吹抜けの仮設床です。
2階の屋根も、FPの天井パネルでの施工になります。
息子と二人で段取りした桟があるので、どんどん落とし込んで、下からビス止めして、それから不要な桟を外します。
残りは屋根垂木と野地板の作業を残してお昼休憩です。
垂木は、変則的なピッチに見えますが、合板のサイズに合わせたピッチに追加して、タテハゼ屋根の下地ピッチに垂木を追加してもらっています。
お天気も1日持ってくれました。ほんとに良かったです。
建て方は、15時前に完了して解散し、その後に息子と二人でブルーシート養生を行いました。
建て方の日を決めるのが、本当に難しい天気予報だったのですが、お施主様が今日がいいと言ってくれたおかげで、元々天気予報も良くなかった日でしたが晴れました。
気温も19度くらい上がったのかな、どんどん服を脱いで作業しておりましたが、無事にやり切って、今日はとても満足です。
お施主様にも、いろいろお世話をおかけして、心より感謝申し上げます。
完成気密測定/換気風量調整/建て方段取り
福井 高気密高断熱 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、越前市の現場で、午前中に気密測定。午後から換気風量測定立会い。その後は、明日の建て方の準備で、駐車場を借りる簸川神社さんにご挨拶と現場で水切り作業。養生のブルーシートやゴミ袋の買い出しから、戻って資材の積み込みと、夜に防火構造用の石膏ボードの切り出しを行いました。
今日は、息子が胃腸炎になったみたいで、急遽お休みとなり、一人ですべてやりこなすため、てんやわんやとなりました。
こちらは、気密測定の稼働中の写真です。
右下に表示されているように、C値は0.17㎝2/㎡となりました。
中間の気密測定からは落ちましたが、十分素晴らしいフィニッシュだったと思います。
午後からは、日本住環境の中村さんに来てもらって、換気風量調整を行っていただきました。
写真は、排気レジスターをマノスターゲージで測って、差圧を見ているところです。
排気レジスターは、ユニットバス、キッチン、トイレ、押入れ、ウォークインクローゼット、シューズクロークなどに配置されていて、それぞれ私から希望の風量設定をお願いして、バランスを見てレジスターの開度を調整してくれます。
建築基準法では、家全体の空気を1時間に0.5回換気をするようにとなっていて、それを基準にはしていますが、法律が出来る以前から、FPの家では換気風量調整のノウハウを持ってやっていますので、どちらかというと住む人の人数で計算することのほうが自然だと考えています。
0.5回/時間では、ちょっと出しすぎだろういうのが、以前からの私の考えですね。
計算通りの換気風量で最初調整をしたら、玄関ドアが開きにくいくらい負圧がかかってしまいました。これが気密の高い家の証拠なのですが。
なので、モーターの換気風量を下げたうえで、レジスターの開度を開ける方向で調整し直してもらいました。このあたりが中村さんうまく調整してくれるので、毎回お呼びしています。
さて、延期しておりました松本の現場の建て方が、明日ということになりました。
材料もすべて運び込んでいるので、後はもうやるだけなのですが、もう一息仕事が残っていました。
小屋裏部分の内側に張る耐火ボードの段取りです。
天井面にFPパネルを建て方時に落とし込んでしまいますので、後から小屋裏にボードを張ることが出来ません。なので、先に準備しておきます。
夕食の後に、作業場ですべてカットいたしました。21時半になってしまいましたが。
あと、残り少し作業が残っていますが、段取りしてなるべく早く休みたいと思います。