FPの家を始めて28年

福井 デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、午後から孫を預かって寝かしつけるまでだったので、投稿が遅くなりました。

見学会までもう1週間となり、また建て方を行う予定もあって、今週もハードな週になりそうです。

見学会の現場は、今週火曜日から外構工事に取り掛かる予定で、外構までは完成していないのですが、中身だけでも十分に見ごたえのある建物になっていますので、ぜひ、この機会に見に来ていただけたらと思います。

 

私も、FPの家に携わってきて、今年で28年になります。(実際にFPの家に住んでから26年目)

その前は、設計事務所にいたもので、住宅の設計もしてきましたが、純和風の家の設計をしておりました。

そこから住宅に特化した仕事をしたくて、工務店に就職して、設計以外に実際の現場の勉強をさせていただいたのですが、そこでFPの家に出会いました。

その頃は、暖房に関してはFFストーブを使用するのがFPの家でも一般的だったのですが、とにかく冬にすこぶる暖かくて、しかも結露も一切しない。

こんな家づくりがあるのかと驚いたものです。

設計士というのは、どちらかというと、風通しのいい気密性の無い家が良いものという既成概念があったのですが、そこから発想が180度変わったと言っても過言ではありません。

断熱と気密と換気。それに加えて全館冷暖房。それも24時間の全館冷暖房というのが、FPの家の特徴で、それこそ目から鱗だったのです。

今はようやく、家じゅう暖められるという家が、いろんな工法と共に、メジャーになってきましたが、FPの家は、その元祖といえる工法であり、いまだにその確かな工法が、私はいろいろ他の方向を調べて見ても、1番の工法だと思っております。理にかなっているのです。

このことは、追々こちらのブログでも書いていきたいと思っていることですが、もし、急ぎ聞いてみたいと思われる方には、きちんとご説明させていただきたいと思っています。

家造りは、本当に長い目で見て考えないと、後で後悔することになってしまいます。

お施主様の、住い続けられる姿を想像しながら、先の事まで心配して家づくりをすることが大切だと思います。

Sto塗り壁/24時間換気システムモーター交換

福井 高性能住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、午前中に越前市の現場へ、見学会用の備品の運搬と一部取付作業。午後は、あわら市のお客様宅の換気モーターの交換作業立会いでした。

越前市の現場の外観です。アプローチと塗り壁作業がようやく終わりました。

イベント案内にも書きましたが、下屋がスパッと長いファサードが特徴で、「翼」を連想したのが、こちらのネーミングとした所以です。

塗り壁は、「Sto(シュトー)」というドイツの塗り壁になります。

こちらは、表面にハスの葉の効果を持つもので、水をかけると、玉状になって汚れを防いでくれますので、汚れのつかない外壁というのが特徴です。

もうひとつ、独自の施工方法からクラックが起きない塗り壁というふうにも言われております。

下地になるサイディングの、細かい仕様の施工については、板金屋さんに仕様通り張ってもらい、仕上げの左官屋さんは、以前にも施工経験があるということで、安心して任せました。

数ある塗り壁の中でも、最も高価な材料とも言われておりますので、その高い効果に期待ですね。

 

午後からは、電気屋さんに任せても良かったのですが、当社で建てたFPの家ではなく、お客様にも会ったことがないお宅だったので、作業も手伝うつもりで行ってきました。

ガデリウスのエクソネットという24時間換気システムです。スウェーデン製の換気システムで、古くから使われているものです。

これが、今でも中身のモーター交換で治せるというのが、とても素晴らしいことだと思います。

かなり汚れていましたね。こちらを綺麗に掃除させてもらって、新しいモーターとファンに交換させてもらいました。

 

30年間、掃除もしたことが無かったらしく、話を聞くと、給気や排気レジスターは定期的に掃除をするように工務店からは言われたらしいのですが、本体を掃除するということは聞いていなかったとのことでした。

私も、これだけ汚れているのを見るのは2回目かなと思います。いずれもメンテナンスについて、工務店から伝えられていない模様で。

今回のお客様も、建てた工務店に連絡するけれど、電話も出られず音信不通だった様子で、近所に住む以前に私が仕事をお願いしたことのある大工さんからの紹介でした。

FPの家は、優れた高性能住宅であり、何年も快適に住み続けられるお宅であるにも関わらず、こういう工務店さんに建てられると、その良さが半減させられてしまうなと、がっかりしてしまいます。

福井で建てられたFPの家なら、不具合があればどこにでも伺って、元の快適な家にして差し上げたいと想うものです。

リビング壁掛けテレビ

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今日は、午前中に鉄工所確認と、松本の現場の構造材搬入立ち合いと養生。午後は、越前市の現場で、お客様と打合せでした。

越前市の現場は、登記手続きで見に来た土地家屋調査士さんが、お施主様に建物の仕上がりを絶賛してくれたみたいで、当社としても嬉しい限りです。

また、試しにエアコンを1台だけ点けてあったのですが、22度設定で家全体が暖かく、こちらもお喜びいただいている様子で、FPの家の本領が発揮できて良かったです。

壁掛けテレビ

こちらは、エコカラットのアクセント壁をバックにした、壁掛けテレビです。

いつものように、アーム式の金物で取り付けてあるので、前に出して配線も出来ますし、リビング横のタタミコーナーの方にも向けて見ることが出来そうですね。

今のテレビは、Wi-Fiでネット環境にもつながるので、このようにテレビボードの無いスッキリした納まりも可能です。

テレビに付ける、ハードディスクなどは、テレビの裏側の壁面に置けるようにも工夫をしてあります。

このリビングのアクセント壁も、ぜひ見学会でご覧いただければと思います。

FP床パネル/床合板伏せ/養生まで

福井 高性能住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、松本の現場のFP床パネルの取付と床合板の取付と養生作業でした。

朝は冷え込んではおりましたが、天気も良く、土台の方もみるみるうちに乾いてくれました。

FP床パネル

FP床パネルを土台・大引間に落とし込んで固定。それから継ぎ目をすべて埋めるように、気密テープを貼りました。

それから床合板を張り、その上からマグナムシートという透明の養生シートを貼りつけた状態です。

1m幅の粘着がついたシートを、大工さんがロールを引っ張って、私が軍手した手で押さえながら、手を滑らせて貼っていくものです。空気が入らないように、うまく貼っていかないといけません。

これで、少々の水にも耐えられますし、建て方時に土足で上がる分にも合板を傷めないので安心です。

ブルーシート養生

最後に厚めのブルーシートで養生をしました。

すでに材料が載っていますが、こちらは1階のFP壁パネルになります。

大工さんにも手伝ってもらって、駐車スペースから移動しました。

おかけで、構造材を置くスペースも広くなりました。

ここまで出来れば、いったん雨が降ろうが建て方まで大丈夫です。

連日の力仕事で、腕がパンパンにはなっておりますが、まずは一安心となりました。

土台伏せ/天井パネル仕込み

福井 工務店 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、松本の現場で、大工さんが土台伏せ作業を行いました。

私と息子は、倉庫に仮置きしたFPの天井パネルの搬入作業と、それに桟を取り付けてから、積み上げて養生するという作業を行いました。

こちらが、梁と梁の間に落とし込んで使う、FPの天井パネルになります。

とりあえず、荷下ろしした状態で、この後、定寸で切った木材の桟を取り付けていきます。

FPの家の工法的には、天井断熱でセルロースファイバーという綿のような断熱材を敷きつめるのが一般的なのですが、どうも気密シートを当てて、綿を吹く工法が好きになれなくて、当社では全面ウレタンパネルを使用する形をとっています。

好きになれない理由は、天井を覆うことになる気密シートが、施工精度でどうしても隙間が否めないかもしれないという不安と、釘を打てば穴が空きますし、ダウンライトも取り付け出来ないというところから、使用を避けております。

それよりも、パネルと構造材とをしっかりと気密テープで貼って、連続性を持たせるべきだという判断です。

それに、構造体の間に固いパネルを納めますから、水平強度も上がり、地震対策にもなると考えています。

このパネルを、建て方時に、梁をすべてかけ終わったら、まっすぐに落とし込んで落ちないようにするための桟を取り付けます。

これも、建て方時のスピードアップを考えて、事前に仕込んでおります。

なるべく場所をとらないように、パネル梱包の上にさらに載せたりと、山積みになりましたが、明日は、基礎に近い方の梱包を開いて取付してしまいます。

今日は、予想外にパラパラっと細かい雨が降ったりしましたが、明日はお天気になりそうなので、乾いてくれると思います。

FPパネル搬入/エコキュート故障

福井 注文住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、松本の現場の壁パネル搬入作業と床パネルの運搬作業。その他、エコキュートの故障対応で、お客様宅訪問でした。

こちらは、FPの壁パネルになります。1階と2階分で二山あります。

旗竿地なので、中まで4t車は入れませんので、道路わきの敷地内に二山とも降ろし、そこから息子と手運びで、敷地内までもっていきました。

手前の分が1階分の壁パネルですね。こちら敷地も狭いため、明日からの床パネルまでの工事が終わったら、再度建物内に運び入れる予定をしています。

お次は、当社倉庫入れしておいた床パネルを、軽トラで運送。3往復かかりました。

こちらのFP床パネルは、土台・大引間に納まるものになります。

全て、ブルーシート養生を行いました。

敷地内の砂利部分は、今日のお天気でいったん溶けたのですが、残っていた雪の山をバラまいたので、雪のある写真になっています。

今日も、力仕事で疲れました。

 

さて、エコキュートの故障で連絡があったのは、当社で建てた住宅ではないのですが、建てた会社とうまくいってないのか、私のところにお願いがあったものです。

室外機の接続部の近くで、配管から水が噴き出しておりました。行ったときは、もっと凄く噴き出していたのですが、こちら元栓を止めたので弱くなって、残り水が出ている状態です。

元栓のオレンジ色のバルブを横にすれば、水は止まります。

設備屋さんも、急に言っても行けないものですから、私が行って止めましたが、これを読んだ方は、ぜひ覚えておかれるといいですね。

エコキュートの室外機との接続配管というのは、とても重要な部分になりまして、劣化もあり、やはりこういう事故も起こりうるもののようです。

メーカーのサービスに依頼をかけても、この部分は、給排水業者の仕事だと言って、対応してくれなかったようです。

お客様には、今晩お湯を我慢していただき、明日の朝一に設備屋さんに行ってもらえることになりました。

モデルハウス見学2日目

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今日は、昨日に引き続きの研修で、今度は茨城までバスに乗って行き、FPの家のお仲間の工務店さんで、斎藤建築工業さんのモデルハウスを見学させていただきました。

今日も、すこぶる良いお天気です。

こちらも、まだ出来立てのようなモデルハウスですが、南向きの窓から日射所得熱が入るものですから、エアコンも止めた状態でポカポカに暖かい家になっていました。

トリプルガラスの日本製木製サッシですが、あえて遮熱ガラスにはせずに、熱が取り込めるようにしています。

第1種換気と、空気清浄機を組み合わせて使用する工夫など、実験的なことをされていて、やはりFPの家の工務店さんは、勉強されている方ばかりだなと感心いたします。

使用しているものが、自然素材であることと、特に国産にこだわられているところが、いいなと思いながらお話し聞かせていただきました。社長さん本当にありがとうございました。

 

今回、2社の工務店さんを訪問してきましたが、思いのほか、地価の安い地域であり、逆に福井は田舎でもないぞと思わせていただくことになりました。

もちろん、安い土地柄でお仕事をするのも、それはそれで大変であります。土地が安いから家も安く作ろうと考えてしまいますからね。

FPの家のような、高性能住宅を作ることが、長い目で見てお得な家づくりになることは、プロから見れば明らかなことなんですが、そこをきちんとわかって下さるお客様とご縁を作っていくことは、地域関係なく大変なことだと思っています。

断熱性能や耐震等級の数値だけよくても、気密工事がしっかりできているのか、工務店が高気密高断熱の知識をどれだけのノウハウをもって仕事出来ているのか。

みかけに騙されない、地域でしっかり歴史を持ってやっている会社さんを選んでいただきたいと思いますね。

長く使う換気システム

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今日は、午前・午後と、FPの家のお客様宅訪問、換気システムメンテナンスに行ってきました。

こちらは、築20年のFPの家のお宅の換気システムです。

ガデリウスのエクソネットというものですね。

20年動き続けていますから、長持ちですね。ちなみに我が家のは、27年動き続けています。

中には、モーターが壊れて交換するお客様宅もあります。15年から20年くらいで交換する場合もありますし、もっと早い場合もありました。

ただ、モーターだけ交換できるというところは、スウェーデン製は流石だと思います。

現行製品は、何年も前に形も羽根も変わっておりますが。

こういう風に、ずっとメンテナンスも考えて、製品づくりをしてもらいたいものです。

 

昨年から行ってきた、外壁リフォームの現場が、ようやくコーキングが終わり、足場もばらせそうです。

コーキングもメーカーの純正品を使って施工しました。純正品はなぜか高価なんですが。

足場に上って、ほかに何か問題がないか見回ってきました。

来週には、足場がばらせないか、業者にお願いをしているところです。

部屋干しが良く乾く家

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今日は、午前中に来客。午後からお客様宅訪問、棚板追加の打合せ。夕方にトイレ水栓修理のお客様宅訪問作業。その他は、施工図の作成と見積作業でした。

福井も、本格的に雪の季節となってきました。どんよりとした天気が続きそうです。

 

さて、話は変わりますが、正月休み中に、東京で仕事をしている次男が帰っていて、隣のモデルルームに寝泊まりさせておりました。

その際に、毎日自分で洗濯をして、夜に部屋干しをしていたみたいです。

窓も無いウォークインクローゼットですが、梁にパイプハンガーを取り付けたのと、折り畳み式の物干しを広げて干します。

これが、夜11時くらいに干しても、朝になれば乾いているので、FPの家は凄いなという話になりました。

築27年の自宅のFPの家でも、1年中部屋干しを行っていて、当たり前のようになっていてお話しすることもないのですが、息子のアパートなんかでは、部屋干しではなかなか乾かないそうです。

息子が今まで別のアパートに住んでいた時は、浴室洗濯乾燥機が付いていて、それでやりくりしていたらしく、今のアパートはそれが無いもので、コインランドリーまで行って、洗濯をしているようです。

なので、部屋干しが出来る家って、本当に理想的な家だといいます。

 

FPの家というのは、24時間全館冷暖房で、24時間全館換気システムが働いています。

洗濯ものを干そうと思ったら、場所さえあればどこでも干せるということです。

大きいシーツなんかは、私の家では吹き抜けから干しています。(見た目は悪いですが)

とにかく、夜に洗濯して干して、朝に着て出かけられるとしたら、助かりますよね。

冬場は、洗濯物を乾かすのに苦労する季節のように思われますが、FPの家は、冬の方が暖かくて乾燥して、よく乾きます。

FPの家に住んでいる人たちの大きな特典だと思いますね。

電気を止めても…

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今日は、暮れのお参りに行き、その後、石川の実家にも息子家族共に行ってきました。

朝から家の前も、少し雪が積もりました。写真を撮った時は、たまたま青空でしたが。

9時過ぎの新幹線で、次男が東京から帰省したので、その足で東本願寺福井別院に、暮れのお参りに行きました。

長男家族とも待ち合わせて、一緒にお参りをしました。

義理の祖母が、12月28日の朝にトイレで倒れて、その後31日に亡くなったもので、命日であることから、暮れにお参りに来るのが毎年の恒例です。

今年でちょうど50年になると、義父は言っておりました。

隣にあった義父の家ですが、築50年くらいのトイレですし、今は見ない兼用便器でした。換気扇が無く、冬でも窓を少し開けて使うようなものでしたので、朝方も寒かったと思います。ヒートショックですね。

 

家が原因で無くなってしまうなんて事は、私は、絶対にしたくないと思うものです。

FPの家にこだわり続けているのも、最低限必要なことだと考えて、この工法を選んでいます。

もちろん、高気密高断熱は、他社でもやっているかもしれませんが、どこか機械に頼りすぎていないかと考えます。

地震がきて、停電になっても、それでも断熱力という点で、寒さから守ってくれる家でないといけないと思います。

家はシンプルに考えて、電気を止めたとしても、断熱力を維持できる性能が必要だと考えます。

プロフィール

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
〒918-8201
福井県福井市南四ツ居町1-121
TEL. 0776-54-5152

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