住宅用保冷室クルム・ネオ完成
今日は、朝一に松岡の現場で外構工事の打合せ。その後、保冷庫の現場で棚板の取付作業から、残材引き上げ完成まで。
午後は、松岡の現場で吹き抜け足場の取り外しを行い、その後は、リフォーム現場の打合せと材料発注など行いました。
棚板も取付終わり、一緒に納めたかった冷凍庫も入りました。
重たいサッシの障子も納めました。こちら真空トリプルガラスのLow-E断熱タイプを使用しました。
本来なら、片開ドアで納めたかったのですが、3帖の部屋の中に納めないといけなかったのと、音のうるさい冷凍庫も、中に納めたいということで、サイズ的に片開きのドアでは入らなかったのですね。苦肉の設計です。
こちらが、新型保冷庫の機器「クルム・ネオ」の本体です。エアコンとほぼ変わりませんね。
違うのは、電源が外の室外機に対して必要な事かな。
クルムのリモコンです。5~15℃の設定が出来ますが、冷やし過ぎはどうかと思うので、15℃くらいがちょうどいい温度設定だと思います。
室外機も、エアコンと変わらないですね。
旧型のクルムは、外壁に本体と同じ大きさの開口を作って納めないといけなくて、なかなか大変でしたが、こちらはエアコンと同じ造りなので、絶対に外壁に面していなくても設置が可能になりました。
お米の備蓄にも、お野菜の保存やワインセラーとしても、これから安心してお使いいただけると思います。
保冷庫工事スタート
今日は、朝からリフォームの現場作業。他のリフォーム現場の打合せ。松岡の現場の確認打合せ。リフォーム現場の後片付けと、1日外出でした。
3帖の部屋の中にFPパネルで6面囲んで、出入り口は樹脂サッシをはめ込んでいます。
気密テープもしっかり施工しております。
実際、施工前の外壁側壁からは、コンセントからもチャンネルサポートを外した穴からも、ビュービューと隙間風が入ってきておりました。
断熱材を入れていたとしても、これではだめですね。
今度は、シェルターのようにしっかり気密が取れると思います。
室内側は、ほぼ石膏ボードも張り終えて、今日はここまで。
明日は、大工さん半日見て、午後からはクロス屋さんのパテ処理となる予定です。
保冷庫の造り直しリフォーム
今日は、午前中は、保冷庫を造るリフォーム工事の初日準備作業。
午後は、FPの家北信越支部からご相談があって、FPの家の広報の方を含めた3者会議を急遽ZOOMで30分ばかり。
その後、別のリフォーム工事の現場で、お客様と打合せ。その後、松岡の現場進捗状況確認。戻って段取り作業でした。
昨日、息子に軽トラで岐阜のFPの家関ケ原工場まで、保冷庫用のFPパネルを取りに行ってもらいました。今日は積んだまま、現場へ届けました。
一般の工務店さんが作られた、元の保冷庫ですが、棚と設置されていたエアコンを外して、窓もウレタンボードで塞ぎました。窓はもう関係なくなるのですが。
エアコンは新しいので、ご親戚の家に取付に行ってもらいました。
3帖のお部屋で、これが機能していれば、重宝したと思うのですが。出入り口も、普通のドアです。
結露を起こしまして、このまま使い続けられないということで、相談があったものです。
チャンネルサポート金物も錆びていまして、外壁側は、外すと空洞の奥に吹付ウレタンらしきものが見えました。
反対側は、内部間仕切り側で、断熱材も別なものが入っているようでしたが、こちらもビスから水滴が…。外壁側ほどは結露していませんでした。
やはり、夏に酷かったので、夏の逆転結露現象でしょうか。
とにかく、気密が取れていないということは、こういう風になるわけですね。
今度は、間違いのないFPのパネルを使用して、しっかり気密もとって施工させていただきます。
松岡の現場のカーポートが建てられました。予定より早く建てていただけて助かりました。
明日は、庭工事が入る予定です。
FPパネル・グッドデザイン賞受賞
今日は、朝一松岡の現場でブロック塀のリフォーム打合せと大工さん打合せ。11時に建材屋さんの展示会見学。その他は、見積と設計作業を行いました。
さて、今日は嬉しいお知らせです。
「グッドデザインアワード2020」において、「FPウレタン断熱パネル」が受賞しました!
1985年に発売されて以来、「FPの家」として30年以上にわたって使用されてきたパネルです。
もちろん、その間に改良も加われてきたものですが、このベーシックなパネルが、ここにきてやっと認められたと思うと、感慨深いものがあります。
ずっと変わらなくて、しかも優れた製品と言うのは、断熱パネル材のスタンダードとして、これからも価値あるものだと思います。
私も、これからもずっと、自信をもってこのパネルを使って、優れた性能の住宅を作り続けていきたいと思います。
FPの家性能勉強会~換気システム編
今日は、午前中に現場確認と、お客様宅訪問2件。その後、土地の確認廻り。
午後は、14時から17時半までFPの家の性能研修会を福井・石川合同でZOOMを使って行わせていただきました。
本日は、換気システムについての講義を、FPコーポレーションの門田部長にお願いしました。
FPの家の勉強会は、23年くらい前から私も、断熱・気密・換気と繰り返し勉強をしてまいりました。
ただ勉強会も、ある程度各県の工務店の皆さんの理解が深まって、開催がほとんどなくなってしまいました。
それで、福井でも新しい会員さんの工務店さんが、改めて勉強したいとの要望もあって、昨年から始めたものです。
換気システムは特に注意が必要です。住宅にとって要ともなるものですね。
昨今、どのハウスメーカーも工務店も、換気システムを付けてはおりますが、どれだけその内容を理解して導入しているかと心配になるものです。
おそらく、ほとんどの場合、メーカーに設計を依頼して、ただ付けているだけというのが大半でしょう。
FPの家の工務店は、自社で換気計算を行えますし、調整もできます。
メンテナンスに関しても、自社で出来る形で、提供しています。
換気システムがどのタイプであっても、引き渡されたお客様は、なにもわからずに押し付けられる形で、そのメンテナンスを行っていかなくてはなりません。
換気システムのタイプによっては、相当大変な思いをするかもしれません。
ですからお客様は、充分に理解できますように、換気システムについてメンテナンスを含めた質問をしてからお決めくださいね。
私の方では、ご納得いくまでご説明させていただきますよ。どうぞ聞きに来てください。
小屋裏の書斎
今日は、現場確認と打合せ。その後、施工図の作成と発注作業でした。
お盆休みも終わり、今日からまた日常に戻りましたが、思っていた作業も進み、楽になりました。仕事も詰め込みすぎないで、予定を終わらせていった方がスッキリしますね。
さて、今日の写真です。
小さな書斎スペースです。良いですよね、集中できそうです。
書斎は、オープンな場所に作る場合もありますが、こうして籠れるようなスペースも有りだと思います。リモートも行いやすいですね。
こちらは、ロフト利用ではなくて、2階スペースから入る、屋根裏の一角に作りました。
FPの家の屋根遮断パネルを使うと、普通だと屋根裏になってしまう空間が利用できます。
設計も、頭の中では3次元の空間を描きながら、造っていきます。
完成気密測定
今日は、午前中に気密測定と、古いお客様宅のエアコンドレン詰まりの修理作業。午後は、同業の設計士の友人を見学ご案内。その後、見学会場の片付け作業を行いました。
さて気密測定は、今回の見学会の現場です。
結果が出るまで、どきどきしますね。
結果は、総相当隙間面積が46㎝2で、実質延べ床面積が229.55㎡なので、相当隙間面積のC値は、0.200㎝2/㎡という結果となりました。
この広い空間のお宅で、この数値であれば、十分に優れた数値です。
この気密性の良さが、性能にも表れていて、換気システムの性能も確保されますし、なにより隙間から漏れる熱損失が無いということです。
FPの家は、選ばれた構造材料と施工技術に加えて、地道で丁寧な気密工事を行うことで、FPのウレタンパネルが生かされ、優れた保温性能と、蓄熱性能を発揮します。
この家の性能は、一生に関わる事柄で、後から交換したり、付け足すような工事では、とうてい足元にも及ばないものです。
家は、造る時がとても肝心なものなのだと思います。
その結果は、こうした気密測定で表れてきますね。
完成見学会5日目終了
今日は、完成見学会の5日目でした。
休み明けなので、左官屋さんやサッシ屋さんの工事が入ったり、お施主様の家電が運ばれたりしましたが、支障のない形でご見学いただきました。
はじめてFPの家をご覧になられたお客様も、吹き抜けや空間構成に驚かれたことと思います。
これだけ広くても、きちんと全館冷房が効いております。
また性能だけでなく、大きな部分も細部にわたっても、心の行き届く設計と施工を心がけております。
現物を見られた方は、きっと実感が沸くことと思いますね。
見学会は、明日も1組ご予約をいただいております。お客様のお休みの関係でもう半日延長しました。でも一応今日で締め切りとなります。
今回も、参加された皆様、ご来場ありがとうございました。そして、お施主様にも、貴重なお宅をご見学させていただきまして、心から感謝申し上げます。
梅雨の最中で建て方
今日は、建て方を行いました。
夜中の雨で目が覚めて、それから気になってよく眠れなかったのですが、今日はなんとか曇り空で、途中に小雨がサッときた程度で済みました。
朝、8時前の状況ですが、さすがにどんよりと暗い空ですね。
朝からどんどん荷捌きをしています。柱も建てていきますね。
FPパネルを立てこみながら、梁を落としていくので、どんどん出来てきます。
梁の小落としも納めて、これから2階の床合板を敷いていきます。
外から見るとこんな感じ。
2階から上の構造材が届いて、荷下ろし中です。
上から見ると、こんな感じで、まだまだ材料がいっぱいですね。
床合板が張られました。これから2階の材料を載せていきます。
こちらはロフトの床合板の下からの写真です。
ちょこっと小雨が降ってきたので、ブルーシートを被せたところです。
ただ、ほんのしばらくでしたね。
ロフトの屋根の母屋を取り付けているところです。
屋根パネルが届いて、順番に仕分けしています。
屋根パネルの1段目を納めて、ここでお昼休みです。
お昼休み中の外観です。雨雲レーダーも、もう夕方まで降らないとみたので、ゆっくり休憩をとりました。
午後から再開して、屋根パネルのつなぎの補助パネルを入れているところです。
屋根パネルの上からも、気密テープを貼っています。
ただ、これで気密はとれないので、改めて中からキッチリと気密テープを貼ります。
だいぶ出来てきましたね。
板金屋さんも来て、ゴムアスファルトルーフィングを敷いているところです。
おおよそ工事も完了というところです。だいたい14時半頃には大工さんたちの作業は終わった感じで、私と息子はブルーシート養生作業。
15時の休憩が、そのまま終了となりました。
建物廻りの片付けも、鳶さんたちが手伝ってくれて助かりました。息子と残って最後下屋のブルーシート養生を張って、完了です。ほぼ16時に帰路につきました。
お施主様には、お弁当をはじめ、ペットボトルや冷やすための氷の準備など、本当にお世話になりました。それで頑張れました。
本当に、今日にしてよかったのかどうかと迷うお天気でしたが、やって良かったです。
お施主様ご主人様が、晴れ男とおっしゃっていたのが、まさにこれだなと思いました。
日延べしても、天気の日が見つからなかったので、本当にありがたいお天気でした。
地鎮祭と工事中現場見学
今日は、午前中に松岡の現場で地鎮祭を行いました。
地鎮祭が終わる頃になって、パラパラと雨が降ってきましたが、大降りにはなりませんでしたので良かったです。雨が降ると地面がぬかるんで大変だったかもしれませんので。
いよいよ、明日から工事が始まりますので、またここから気を引き締めて段取りよく進めていきたいと思います。
事務所に戻って片付けをして、家に入ってお昼になったのですが、すぐに大工さんから連絡がありました。お知り合いの方がFPの家に興味があって、ぜひ当社を紹介してほしいのと、現場を見学したいとのこと。
急ではありましたが、お施主様にお願いして、13時から現場で待ち合わせて、ご見学いただきました。
FPの家も、完成してしまうと隠れてわからなくなってしまう部分も、工事中の段階だとわかりやすく説明できるので、本当はこういう現場見学も価値があるなと思いました。