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2026/04/07 18:50
今日は、“GROW”の写真の中から、まだご紹介していなかった部分をお見せしたいと思います。エントランスホールからLDKへ入る通路と、キッチン横の袖壁です。大きな見せ場ではないかもしれませんが、毎日の暮らしやすさを支える、細かな工夫を込めた場所になっています。 通路の壁を、家族の掲示板として使えるように エントランスホールからLDKへ向かう通路の壁には、一部を凹ませた掲示板ニッチを設けました。 ここは、家族の予定表やお知らせなどを貼って使えるよう、マグネットが付く壁になっています。 壁をそのまま使うのではなく、あえて凹ませたのは、掲示物が通路側に出っ張らないようにするためです。 何気ない工夫ですが、通るたびに引っ掛かる心配が減り、見た目もすっきり整います。 使いやすさと安全性の両方を考えながら、大工さんにも丁寧に納めてもらった部分です。 操作をまとめて、動きやすい位置に集約 もう一つの工夫は、キッチン端部の袖壁にまとめたスイッチやリモコン関係です。 照明や設備の操作があちこちに散らばると、毎日の中で意外と小さな手間になります。 そこで、この場所に必要なものを集約し、動線の中で自然に使えるようにしました。 ドアホンのモニターとあわせて、玄関ドアの解錠スイッチも設けているので、来客時の対応もスムーズです。 ほんの数歩、ほんの数秒のことですが、こうした積み重ねが暮らしやすさにつながっていくのだと思います。 ちょっと便利なひと工夫 完成写真の撮影時にはまだ間に合っていなかったのですが、掲示板ニッチの下にはバーも取り付けました。 ここにはタブレットなどを立てかけながら、充電して置いておけるようにしています。 ご家族で共有する端末や、ちょっと確認したい機器の置き場が決まると、暮らしの中の散らかりも減っていきます。 目立つ設備ではありませんが、毎日使うものの居場所をきちんと考えることは、とても大切です。 住まいは見た目の良さだけでなく、使っていくほどに良さがわかることも大事だと改めて感じます。 通路や壁まわりは、つい通り過ぎてしまう場所ですが、だからこそ少しの工夫が暮らしに効いてきます。毎日を気持ちよく過ごしていただくために、こうした細かな積み重ねも大切にしていきたいと思います。 モデルルームや家づくりのご相談をご希望の方は、ぜひ公式LINEからお気軽にご連絡ください。暮らしやすさにつながる工夫も、実例を交えてご案内いたします。
2026/04/06 18:37
今日は、2024年に竣工した当社のモデルルーム “DUNE” について、少し振り返ってみたいと思います。 “DUNE”は、もともと自宅と事務所の隣に建っていた、築30年ほどの義父の家を取り壊して建てたものです。 義父も義母も、27年前にFPの家で建てた我が家が完成してから、そちらへ移り住んでくれました。 もともと私も養子に入り、義父の家に住んでおりましたので、ちょうど同じタイミングで一緒に引っ越したような形でした。 やはり、暖かく快適なFPの家で一緒に暮らしていただくのが、一番良いことだと思ったのです。 その後、義父の家は長く空き家となっていましたが、年月とともに傷みも進み、雨漏りもするようになってきました。 そこでこの場所を活かして、1階を倉庫兼作業場、2階をモデルルームにする計画を考えました。 ちょうど他の工事とも重ならない良いタイミングもあり、この機会を逃さず形にすることができました。 この建物では、なるべく費用を抑えながらも、見せるべきところは妥協しないという、当社らしい考え方を大切にしています。 コストを抑える部分については、大工工事のあとの内装仕上げを、息子と私とで行いました。 床はフローリングを貼らず、大判のビニールタイルを息子と二人で施工しました。 木部の塗装は手分けして行い、壁面と天井の塗装については、パテ処理から仕上げまで、ほぼすべて息子が担当してくれました。 塗装の色や素材選びについても、息子とかなり時間をかけて相談しました。 たくさんのサンプルを現場に並べながら、一つひとつ確認して決めていったことを、今でもよく覚えています。 内装に採用したのは、アメリカ製塗料 Benjamin Moore。 その3600色の中から選んだのが、“Baja Dune” という色でした。 この色が空間全体の印象を決定づけてくれて、モデルルームの名称 “DUNE” も、ここから名付けたものです。 1階には、念願だった倉庫兼作業場ができました。 材料の加工や家具づくりも得意な息子にとって、良い仕事場になっていると思います。 そして2階には、いつでもお客様にご覧いただけるモデルルームが完成しました。 モデルルームでは、階段に面する飾り棚のスペースや、造作家具によるデザインの統一感、そしてダウンライトを極力使わない照明計画など、細かなところまで意識してつくり込んでいます。 目を引く派手さを求めたのではなく、 ニュートラルで、静かに整った美しさを目指した空間です。 家具の配置も含めて、空間全体が自然につながって見えるように考えました。 昼間は、素材や色の重なりが素直に感じられ、落ち着いた空気感があります。 そして夜になると、照明によってまた違った表情が生まれます。 明るさを足すための照明ではなく、空間を美しく見せ、落ち着いて過ごせるように考えた灯りです。 写真でも雰囲気は伝わるかと思いますが、実際にその場に立つと、光の広がり方や陰影のやわらかさまで感じていただけると思います。 モデルルーム“DUNE”については、まだまだ外壁のことや細かな納まりなど、お話ししたいことがたくさんあります。 ですが、何よりこの空間は、実際に身を置いていただくのが一番わかりやすいと思っています。 ライフ・コア デザインオフィスが考える、 … 続きを読む
2026/04/05 16:35
今日は、当社で最初に建てたモデルルーム “The Ark” について振り返ってみたいと思います。 “The Ark”は、2018年に建てた元モデルルームで、現在は長男が暮らす住まいになっています。 この計画のきっかけは、義母が「大東に良い土地がある」と、長男のために土地を買ってくれたことでした。 せっかくの土地を空き地のままにしておくのはもったいない。でも、長男の将来につながる土地であるなら、先を見据えた形にしたい。そう考えて、まずはモデルルームとして活用し、その後に長男の家となる計画を立てました。 当時、長男は神戸芸術工科大学の4年生でした。 まだ十分に打ち合わせができる状況ではありませんでしたが、将来本人が住む家になる以上、やはり本人の意思が反映された建物でなければ意味がありません。そこで何度もプランを描き直しながら、ライフ・コア デザインオフィスとしての設計力も表現できる、少し挑戦的な建物を目指しました。 敷地は間口7.4m、奥行き19mほど。 正面と裏側の二方道路に面した、細長くも特徴のある土地でした。この条件を生かして、両側の道路から駐車でき、1階は土間で通り抜けられるプランを考えました。 また、限られた敷地を有効に使うため、LDKは2階に計画しました。 車庫スペースの上には広いバルコニーを設け、人工芝を敷いて、2階にいても外へ広がるような開放感をつくりました。外部からの視線を避けるための壁の高さもしっかり確保し、LDKはカーテンなしでも落ち着いて過ごせる空間になっています。 空間のコンセプトは、長男の希望でもあった 「クラシック・モダン」 でした。 室内はブラックの壁紙で統一し、スチール部分はあえて荒々しい素材感を生かした仕上げに。見えてくる構造材はシルバーグレーで塗装し、全体として独特の緊張感と美しさを持たせました。 大学を卒業して当社に入社した長男は、この建物の内装づくりにも深く関わりました。 塗装はほぼ自分の手で仕上げ、クロス工事も手伝いながら、現場で学び、覚えていったように思います。そうして完成した“The Ark”は、モダンでありながらシャンデリアやアンティーク家具も自然に似合う、独特の世界観を持った建物になりました。 この建物は約1年ほどモデルルームとして活用し、OBのお客様にご見学いただいたほか、遠方からFPの家のお仲間が見学に来てくださったこともありました。 その後、長男が結婚し、今は実際の住まいとして使われています。 キッチンや洗面台にセラミックを使った造作家具を取り入れるなど、この建物では当社にとっても新しい挑戦がいくつもありました。 “The Ark”で試みたこと、考え抜いたこと、つくり込んだことの一つひとつが、その後のライフ・コア デザインオフィスのデザインや納まりのノウハウにつながっているように思います。 今振り返っても、この建物は当社にとって大きな転機だったと感じます。 モデルルームであり、実験の場でもあり、そして今では家族の暮らしの場でもある“The Ark”。 当社の歩みを語るうえで、忘れることのできない一棟です。
2026/04/04 15:19
今日は、創業20年の歩みを振り返る続きとして、 この20年の間に出来てきた社屋のことを書いてみたいと思います。 創業した当初は、自邸の書斎を事務所にして仕事を始めました。 隣に義父の家があり、少しだけ倉庫を使わせてもらいながら、乗用車は下取りに出して軽トラに乗り換え、工事にも対応できるようにしていました。 お客様とのお打ち合わせも、当時は喫茶店を利用することが多く、今思えば本当に手探りでのスタートだったなと思います。 そんな頃、1棟目のお家が完成した時に、今も一緒に働いてくれている市村が見学会に来てくれました。 そして、「ここで働きたい」と声を掛けてくれたのです。 前の会社で一緒に仕事をしていたご縁もありましたが、そうしてまた一緒に仕事ができることになったのは、とてもありがたいことでした。 その時に、これは早く事務所を作らないといけないなと思い、お正月から図面を書いて、急いで段取りをして作ったのが今の事務所です。 広さは7坪ほど。 応接スペースと事務スペース、トイレと水まわりがあるだけの、本当に小さな事務所です。 けれど今でも快適で、とても気に入っている場所です。 今でこそ、きれいで整ったオフィス空間を作ることは珍しくありませんが、当時は「事務所なんてプレハブでいい」というような考え方も、まだ多かったように思います。 でも私は、そうは思いませんでした。 長くいる仕事場だからこそ、快適で、気持ちよく過ごせる場所にしたい。 そして、せっかくならデザインもきちんと整えたい。 そんな想いがありました。 自分たちが心地よく働けることはもちろんですが、お客様をお迎えした時にも、気持ちよく過ごしていただける空間にしたいと思ったのです。 しかも、この事務所はFPの家で作っていますので、その性能の良さを実際に感じていただく場所としても、とても良いものになりました。 言葉だけでお伝えするのではなく、空気感や居心地の良さを体感していただけるのは、やはり大きかったと思います。 内装コーディネートは、今も一緒にお仕事をしていただいているStudio+Creaの辻野さんにお願いしました。 当時としては珍しかったグレーを取り入れたコーディネートで、落ち着きがありながらも、かっこよさのある空間に仕上げていただきました。 また、この頃から建物だけでなく、外構まで含めて整えることが大事だと考えていました。 外のウッドデッキやシンボルツリー、そして夜のライトアップまで含めて、全体で気持ちの良い佇まいになるように計画しました。 その外構計画は、エクステリアのコンテストで金賞をいただくことにもつながりました。 振り返ってみると、この小さな事務所には、ライフ・コア デザインオフィスらしさの原点が、すでに詰まっていたように思います。 快適であること。 デザインが整っていること。 建物も外構も含めて、心地よくまとめること。 そんな考え方は、今の家づくりにもそのままつながっています。 小さな事務所ではありますが、今見返しても、自分たちらしい場所を作れたなと思います。
2026/04/03 18:00
今日は、このブログのことを少し書いてみたいと思います。 会社を創業して間もない頃、ホームページを立ち上げて、まずは情報発信をしていこうと思い、ブログを書き始めました。 振り返れば、こうして書き続けて20年になります。 毎日続けるというのは、決して簡単なことではありません。 けれど、毎日だからこそ生活の中の習慣となり、ここまで続けてこられたのだと思います。私にとっては、まさに「毎日の良き習慣」でした。 このブログを読んでくださったことがきっかけで、ご縁をいただき、お客様になってくださった方もいらっしゃいます。 休まずに続けてきたことそのものが、少しずつ信頼につながってきたのだと感じています。 創業した1年目は、この自宅の書斎を事務所にして、スタッフも私ひとりで仕事をしていました。 今ではこの自宅の手前に事務所を建て、左隣にはモデルルームもできましたが、当時はここからのスタートでした。 そう思うと、この場所もまた、ライフ・コアの原点のひとつなのだと思います。 ブログの内容としては、その時々の出来事を書くこともありますが、基本的にはいつも、家づくりの参考になることをお伝えしたいという思いがあります。 施工写真のご紹介や、住まい方のアドバイスなど、少しでも皆様のお役に立てればという気持ちで書いてきました。 長く続けていると、ホームページにもいろいろな出来事がありました。 創業当初にホームページを作ってくださったのは、当社のロゴマークもデザインしてくれた方だったのですが、2007年3月にホームページ全体が消えてしまうという出来事がありました。 おそらくプログラムの脆弱性が原因だったのだと思いますが、創業してまだ1年ほどの頃のことでした。 そのため、それまで積み重ねてきたブログの記事も、一度すべて失われてしまいました。 あの時は本当に残念でしたが、その後あらためてホームページを作り直し、2007年3月13日以降の記事は残っています。 古い記事の中には、写真がうまく表示されないものもありますが、それもまた当社の歩んできた歴史の一部だと思っています。 普段、昔の記事を読み返すことはほとんどありません。 それでも、長く続けてきた記録が残っていることには意味があり、ときには何かを振り返ったり調べたりする時に役立つこともあります。 とはいえ、いちばん大切なのは、今必要としていただける情報を、今しっかりお届けすることだと思っています。 だからこそ、これからも時間をかけながらでも、できるだけ良い記事を書いていきたいと思います。 何事も積み重ねです。 続けてきた歴史そのものが、会社の歩みになり、信頼にもつながっていくのだと思います。 これからも日々の仕事と同じように、一つひとつ丁寧に書き続けていきたいと思います。
2026/04/02 18:02
今日は、昨日に引き続き、創業した頃のお話を書いてみたいと思います。 前の会社を辞める決心をしたのは、退職する半年前のことでした。当時の社長も独立して創業された方だったこともあり、私の独立を応援してくださいました。送別会まで開いていただき、協力業者の皆さんに「また一緒に仕事をしてやってほしい」と声をかけてくださったことは、今でも本当にありがたく思っています。 創業にあたって、まず大きな課題だったのは、一緒に仕事をしてくださる仲間をつくることでした。下請け業者さんお一人お一人のところへお願いに回り、快く受けてくださる方もいれば、そうでない方もおられました。それでも多くの方に受け入れていただき、そのご縁が今につながっています。 だからこそ、私は今でも協力業者さんを大切にしたいという思いを強く持っています。創業時のあの気持ちを、忘れてはいけない原点だと思っているからです。 もちろん、仕事はお客様とのご縁がなければ成り立ちません。前の会社のお客様は、すべて営業さんに引き継いでお渡ししてきましたし、会社を辞める3月31日までは、お客様には内緒にするという約束もありました。 そんな状況の中で、どうして1棟目のご契約につながったのか。それは本当に偶然というか、奇跡のようなご縁からでした。 辞める前の12月頃、父が病院に入院していたことがありました。たまたま隣のベッドの方が住宅雑誌を読んでおられて、その雑誌には、私が前の会社で設計した家が掲載されていたものです。父がそのことを私に話してくれて、「家を考えておられるようだから、一度声をかけてみたら」と教えてくれました。 まだ会社も出来ていない頃でしたが、私は思い切ってその方に会いに行き、お話をさせていただきました。そして、「もしよろしければ、冬の寒い時期に、我が家のFPの家を見に来ませんか」とお誘いしたのです。 すると翌年の1月にお電話をいただき、実際に見学に来てくださいました。そこでFPの家を気に入ってくださり、まずはプランを書かせていただくことになりました。まだ退職前でしたので、動けるのは夜と休みの日だけでしたが、何とかプランをまとめ、気に入っていただき、見積もりへと進んでいったのを覚えています。 本当に奇跡のような出会いでした。今のライフ・コア デザインオフィスがあるのは、この「ライフ・コア第1号」さんとのご縁があったからこそです。 会社を設立してすぐに建設業許可の申請を出し、それが下りるのを待っていただいてから、工事を始めました。仕事の流れは分かっていても、すべてが一からのスタートです。日中は現場で作業し、夜は次の日のための施工図を描く。そんな毎日でした。 さらに、仕事のお仲間からリフォームのお客様をご紹介いただいたり、前の会社で担当していたお客様から「小林さんでないとだめだから」と再びお声がけいただいたりして、1年目から本当に忙しい日々を送ることになりました。あの頃の必死だった毎日は、今でも忘れられません。 そして1棟目が完成した時の気持ちは、今思い返しても感無量です。ご縁をくださった方々への感謝、支えてくれた家族への感謝。その思いが、今の私たちの家づくりの原点になっています。 これからも、この感謝の気持ちを忘れずに、一棟一棟を大切に積み重ねていきたいと思います。
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株式会社ライフ・コア デザインオフィスは以下の取り組みを実施することを宣言し、 グリーントランスフォーメション(GX)の推進に積極的に取り組んでまいります。
~省エネ住宅普及のために
・新築住宅 全棟 ZEH水準以上(ZEH Oriented含)の省エネ性能の達成
・省エネ性能の高い製品等の積極的な採用
・設備更新時の省エネ設備の選択による省CO2化
~働き方改革推進のために
・働き方改革の推進等、必要な人材の確保に向けた取組の推進